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40YESRA OF FACING THE FUTURE

“サステナブルな意識を持ちつつ
自分の「好き」を大切に。
ニューカレドニアで抱いた気持ちを
ずっと忘れずに過ごしたい”

モデル 香川沙耶さん

動植物の固有種が多く生存し生物多様性が豊かなうえ、アオウミガメやジュゴンなどの絶滅危惧種も生息し、ラグーンが世界遺産にも認定されている南太平洋に浮かぶフランス領の島・ニューカレドニア。今年40周年を迎える「Melvita(メルヴィータ)」がWWFフランスを通じウミガメ保全活動をサポートしている地から、モデルの香川沙耶さんがレポート。これからの地球のために、私たちがすべきことについて考えていきます。

Profile 香川沙耶(かがわさや)

1994年東京生まれ。10頭身とも称されるドラマティックなカーヴィボディのみならず、シンプルながらも歯に衣着せぬストレートな発言にも注目が集まる。ファッション誌のモデルをはじめ、演技などにも活躍の場を広げている。

まずお話をうかがいに向ったのは「ニューカレドニア ラグーン 水族館」。世界で初めて展示をスタートさせた光るサンゴをはじめ、固有種の色とりどりの海洋生物が多数飼育されている水槽に、思わず見入ってしまいます。

「全世界的には地球環境破壊や温暖化の影響が大きな課題となっていますが、ニューカレドニアは地形的に孤立している島。バリアリーフ(陸との間に、礁湖【ラグーン】とよばれる海をへだてて発達したサンゴ礁のこと。堡礁【ほしょう】とも呼ばれる)が広がっています。陸地を外洋の荒波から守る形でサンゴ礁が連なっていることから、稀有な海洋動植物が守られやすい地形なうえ、人口も少なく漁業もさほど盛んには行われていないため、美しく豊かな自然が残されています。また子供たちへもエコロジーな教育がなされ、島全体の人々の意識が自然とサステナブルやエコに向いているとも言えます。これからの地球のためには、ニューカレドニアだけではなく世界中のひとりでも多くの人が環境配慮へ目を向けていくことが大事だと思います」(水族館管理部責任者・Sylvain Govan氏)

「こちらの水族館では地域住民と協力し、ウミガメの保全活動にも精力的に取り組んでいますが、人々の環境への向き合い方が徹底しているからこそだと感心しました。“自分ひとりが意識しても意味ない”と蚊帳の外だと思わずに、ひとりひとりの意識が大切。みんなで同じ方向を向いて、できることからエコやサステナブルへ取り組んでいくことが大切だと改めて感じました」(香川沙耶さん)

次にお話をうかがいに向かったのは、ウミガメ保全活動にも取り組んでいるWWFフランス ニューカレドニア支局。

「ニューカレドニアには世界でも稀にみる健康的なサンゴが多数残されていたり、海にも陸にも数えきれないほどの固有種が存在したり…。にもかかわらず、人為的な原因による山火事も多発しているらしく、動植物の生存が危機に脅かされているという事実も…。人の手によって環境が破壊されていると聞くと、やはり悲しいですよね。人間も動物も植物も、すべての生き物がイキイキと健やかに共存していける環境が理想。だからこそ、地球のために私たちができることについてしっかり考え、できることから続けていくことが大事だと思いました」(香川沙耶さん)

十数年も前から観光においても持続可能なエコツーリズムなどの取り組みを続け、環境保全の意識が徹底されているニューカレドニア。固有動植物は全体の76%を占め、2万種以上の海洋生物が生息しているのだとか。

「ドラマティックな青い海だけでなく、生命力あふれる植物にあふれるダイナミックな山々…“天国に一番近い島”と称されるニューカレドニアは、環境はもちろん、食事の質も高く、人々も温かくて、ゆったりと流れる空気感も心地よく、心身ともにたっぷり癒される最高の場所でした! バイオダイバーシティをまさに体感できる島。でもこんな自然たっぷりのステキな場所にも、ゴミがポイ捨てされていたんです…。もちろん世界中どこでも、ゴミ箱以外にゴミは捨ててはいけないけれど、こんなにキレイな場所なのに捨ててしまう利己的な考えが悲しいと感じました。自分だけなら大丈夫!? 私が住んでいるのは東京だから関係ない!? そんなこと絶対にないですよね…。ゴミを拾わなくちゃ、と自然と体が動き、拾い始めたら、ひとつだと思っていたゴミがいくつも目に入ってきて驚きでした(泣)。水族館やWWFフランスの方もお話しされていた通り、ひとりひとりの意識の大切さをここでも痛感。ひとりの力は微力かもしれないけれど、みんなが同じ方向を向けば想定以上の大きなパワーになると信じています」

「私にとって初めての南半球。手つかずの自然が残され、エコやサステナブルへの意識も高いニューカレドニアで過ごした数日で視点が広がった気がしますし、漠然としていたSDGsについて改めて考えるいい機会をいただきました。モノにあふれる世の中だからこそ、ホンモノを見極めてチョイスしていきたい。ゴミを必要以上に出さない、ゴミになるものを買わない、まずはそんな意識から。ファッションやコスメもサステナブルな視点も取り入れながら選んでいきたい、って思います」(香川沙耶さん)

「オーガニックコスメやナチュラルコスメの選択肢が広がっていますよね。ただ単にナチュラルな成分を採用しているというだけでなく、植物成分のルーツにもこだわり、サステナブルな採取方法にこだわっていたり、リサイクル素材をパッケージに使用していたり…。コスメひとつ選ぶにも、環境に配慮しているものを自分の目で見極めていけたら、って思います。毎日使うコスメが自然と、環境を守ることにつながっているってすごくステキなことですよね。化粧品が作られるバックグラウンドを知ることで、さらにそのコスメに愛着がわく気もしますし。とはいえ“環境保全のため”という高い意識をもつのと同じくらいに、使ってみて“好き”“心地いい”って気持ちもやっぱり大事。“ネクターデルミエール アクティベーター オイルウォーター”はさらっとなじんで、肌が晴れやかな印象に。つややかに整うのが本当に心地よくて、手放せない相棒になっています。太陽が大好きな私のライフスタイルにもぴったり! 40年も前から植物のパワーに着目し、環境にも配慮しながら手応えのあるコスメ作りにこだわってきたメルヴィータ。発信力がある分、本当にイイと思ったものをおすすめしていきたい。だからこそ、これからも注目していきたいブランドのひとつです」(香川沙耶さん)

取材構成:門司紀子 コーディネーター:山田眞治 撮影:Antoine Roulleau スタイリスト:Itaru Araya 協力:ニューカレドニア観光局、エアカラン
大地、そして海へ | 40周年のメルヴィータ | 誕生から40年、サステナブルな製品づくりを掲げてきたメルヴィータ。クリーンビューティーブランドのさらなる高みを目指し、WWFフランスが行うウミガメの保全活動を支持いたします。大地、そして海のめぐみを守り抜く。これからも変わらず、自然とともに。