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ボディバターの適切な使い方とは?ボディクリームとの違いって?

ボディケアに使われるアイテムのひとつとして人気を集めているのがボディバターです。使ってみたいけれど、他のボディアイテムと比べて何が違うのか、どうやって使ったらよいのかわからないという人もいるのではないでしょうか。
ボディバターは保湿力が高く、特に乾燥がひどい部分の保湿におすすめです。そこで今回は、ボディバターの適切な使い方と使用上の注意点について紹介します。

そもそもボディバターとは

ボディケアに使うアイテムとして代表的なものが、ボディローション・ボディクリーム・ボディバターの3つです。
ボディローションはボディ用の化粧水で、水分の割合が多く油分をほとんど含んでいません。そのため、保湿効果はそれほど高くはありませんが、軽くてさっぱりした使い心地を好む人におすすめです。ボディクリームは、油分を多く含む液体タイプのテクスチャです。こっくりとした質感を持ち、高い保湿力があるため、乾燥肌の人におすすめのアイテムです。

特に、乾燥の気になる部分におすすめなのがボディバターです。
ボディバターはもともと、シア、アロエ、アボカドなどの植物性油脂を原料とした製品です。食品のバターのように、身体にのせると体温でとろけることからバターと呼ばれています。さわってみると、実際にバターのような質感をしており、固形タイプで発売されている製品が多いようです。油分の割合が多いため保湿力が高く、とてもしっとりした使い心地が特徴です。他のアイテムと比べるとややベタつきが気になるかもしれませんが、特に乾燥の激しい秋から冬の季節のボディケアや、肘や膝、かかとなどの手ごわい乾燥の手入れにぴったりのアイテムです。製品ごとに特徴は異なりますが、身体だけでなく顔など全身のケアに利用できるものもあります。

ボディバターの基本的な使い方

ボディバターは保湿効果が高いぶん、間違った使い方をするとベタつきの原因になります。まずは基本的な使い方をマスターしましょう。
ボディバターは常温の状態では固体です。そのまま使うとかたいため、清潔な手に適量をすくいとり、軽くこすり合わせてから温めます。こうすることでボディバターに含まれる油脂が体温で溶け、なめらかな状態に変わります。ボディバターを手にとるときは、なるべくスパチュラなどを使うようにすると、最後まで清潔に使うことができます。1回に使う量はさくらんぼ大が目安です。特に乾燥の気になる部分にはやや多めに使うようにしましょう。ただし、少量でも保湿効果が高いため、塗る場所によって量をこまめに調節していくことが大切です。一度に大量に塗りすぎないように注意しましょう。厚く塗りすぎると肌に油膜が張ったようになり、重さやベタつきを感じます。ボディバターが柔らかくなってきたら、乾燥の気になる場所になじませていきます。とてもすべりがよいため、マッサージをしながらなじませるのもおすすめです。痛くない程度に加減しながら行いましょう。ゆっくりなじませることで肌への刺激を抑え、保湿効果もアップします。香りのよいものを選ぶと、香りによるリラクゼーションにも役立ちます。
ボディバターを使うタイミングは入浴後が最適です。入浴後は身体が熱を帯びており、ボディバターが肌になじみやすい状態になっています。やさしくハンドプレスをしながら丁寧にケアしていきましょう。かかとのガサガサ対策など、さらに保湿効果をアップさせたい場合は、ボディバターを塗ったあとにホットタオルでラップしておくとしっとりとうるおいます。ただし、長時間する必要はありません。2~3分を目安にトライしてみましょう。角質が厚くなっている部分は、時間を置いて少量を何度か重ねづけするのも効果的です。
ボディバターの使い方のポイントとして覚えておきたいのが、「お風呂上がりにすぐ使う」ということです。水分をさっと拭き取り、肌に水分が残っている状態のうちに使用しましょう。温まった身体で、ボディバターの伸びがよくなり、厚塗りによるベタつきを防止することができます。髪の毛を軽く拭いたあとに浴室内でじっくりとボディケアに集中してもいいでしょう。全身に使うのは重たいと感じる場合は、特に乾燥が気になる部分だけにピンポイントに使用するのもおすすめです。

ボディバターは顔に使っても大丈夫?

ボディバターはあくまでもボディ用に開発されたアイテムなので、ボディ用と書かれているものは顔に使うのはおすすめできません。顔は身体よりも皮膚が薄く、皮脂の分泌バランスも身体とは違います。通常のスキンケア製品は、用途ごとに処方なども変えているため、顔には顔用のクリームなどを使うようにしましょう。ただし、全身用と明記してあるボディバターは全身に使うことができます。もちろん、顔にも使うことができますが、使い方には注意が必要です。ボディバターは油分が多く含まれているため、そのぶん高い保湿力を持っています。粉を吹くほど乾燥している頬などにはごく少量を手にとり、やさしくなじませるとよいでしょう。また、乾燥してカサつきがちな唇にはリップの代わりに使うのもよいですが、ラップパックをするとさらにうるおいます。

ボディバターの使い方で注意したいのは、もともと皮脂の多い部位に使う場合です。Tゾーンは皮脂の分泌が多いため、過剰に油分を補給するとベタつきの原因となったり、毛穴詰まりの原因となったりします。顔全体に使うのではなく、特に乾燥の気になる部分にだけ使うことが大切です。まずはごく少量を目立たない部分に塗ってみて、使用感を確かめてみましょう。問題ないようなら少しずつ量を増やしていきます。塗りすぎには注意しましょう。

また、傷や湿疹などの肌トラブルがあるときや体調が悪いときは、他のスキンケア製品と同様に使用を控えることも大切です。場合によっては症状を悪化させてしまうおそれがあります。使用中に痛みやかゆみ、赤みが出るなどのトラブルを感じた場合は使用を中止し、すぐに洗い流して医師の診察を受けましょう。特に季節の変わり目や生理前後などは、ホルモンバランスが乱れて肌もストレスを感じています。それぞれのメーカーによって使用上の注意点も異なるため、事前に説明書きを確認しておくことも必要です。

ボディバターでいつでも乾燥対策

保湿力が高いボディバターは、特に乾燥がひどい部位の保湿ケアにぴったりのアイテムです。かかとのゴワゴワ・肘のカサつきなどが気になるときや、秋から冬にかけての乾燥がひどくなる季節は、ボディバターを積極的に使っていきましょう。