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ふと鏡を見て毛穴が無性に気になったという経験はないでしょうか。一度気になったらそこばかり目についてしまい、何とか隠そうとするものの、なかなかきれいに隠れてくれません。特に混合肌の人は夕方になると、化粧崩れが気になる部分も多いはずです。子どもの頃はつるんとした肌だったはずなのに、いつの間にか毛穴が気になる肌になってしまっているのはなぜでしょうか。年だからあきらめる?適切なケアで年齢にふさわしい美しさは手に入ります。混合肌にありがちな毛穴トラブルとそのケア方法を見ていきましょう。
混合肌のケアの方法を知る前に、混合肌とは何かを押さえておきましょう。混合肌とは、皮脂が過剰分泌してベタベタしている部分と、反対に乾燥している部分が同時に発生している肌のことです。よくあるのは、頬や顎などのUゾーンはかさかさしているのに、皮脂の分泌が多いTゾーンはベタベタしているというケースです。
混合肌には、普通肌と脂性肌、普通肌と乾燥肌、乾燥肌と脂性肌の3パターンがありますが、パーツによって肌の水分量や皮脂の量が異なるのが特徴です。混合肌の人は、Tゾーンは皮脂の分泌が過剰気味になっているので、小鼻にポツポツとした角栓ができていたり、角栓が酸化して黒くなっていたりすることも珍しくありません。一方、頬は乾燥して肌がたるみ、毛穴が広がって目立っているケースも少なくないでしょう。
気になると、ついついその部分を触りたくなってしまうのは誰にでもあることです。たとえば小鼻の毛穴が気になると、角栓をこすったりパックで剥がしたりして無理に解消しようとします。身に覚えがある人も多いのではないでしょうか。ところが、そうした間違ったセルフケアは肌を傷つけてしまうだけでなく、無理に毛穴詰まりを解消しようとして毛穴を広げてしまうため、余計に毛穴を目立たせてしまいます。
また、頬の涙状に広がった毛穴を何とかしようとして、間違ったマッサージを実践してしまうのも考えものです。マッサージそのものは悪くありませんが、強い力で顔をこすってしまうと皮膚が引っ張られて、かえってたるみがひどくなってしまうことがあります。
混合肌は乾燥肌と脂性肌の両方のスキンケアを取り入れるのが基本となります。肌に刺激をできるだけ与えずに洗顔し、しっかり保湿しましょう。べたつきが気になるからといって、さっぱりしたタイプのスキンケアアイテムを使ったり、反対に油分の多いアイテムを使ったりすると肌トラブルがひどくなる原因になります。基本的には、角質層をしっかりと水分でうるおしてから、美容液やオイルなどで保湿し、最後にクリームや乳液でフタをするのが適切なスキンケアとなります。
肌の状態を整え、肌悩みのないきれいな素肌を手に入れる第一歩は正しい洗顔方法を知ることです。まずは、洗顔料の選び方を見直しましょう。世の中にはたくさんの洗顔料がありますが、洗顔にはシンプルな洗顔用の石けんが一番でしょう。石けんは毛穴の汚れや余分な皮脂をすっきり落としてくれる優秀なアイテムです。適切な洗顔をすることで肌の水分バランスとターンオーバーのリズムが整います。反対にスキンケアの土台となる洗顔方法に問題があると、そのあとのスキンケアの効果をうまく発揮することができません。理想的な肌に近づくための洗顔方法を見ていきましょう。
洗顔の前には、必ず手を洗います。手が汚れたままだと手についている汚れや雑菌が顔についてしまい、肌トラブルの原因となります。手を洗ったら、石けんをよく泡立ててください。汚れを落としているのは、実は泡なのです。上手に泡立てられない人は、洗顔ネットを使ってみるとよいでしょう。泡がクッションとなり、手が肌に直接触れないくらいまで泡立てるのが目安です。
しっかりと泡を立てたら、皮脂の多いTゾーンから洗います。泡をつぶさないように、やさしい力で顔全体に泡を広げていきましょう。最後に目元と口元に泡をのせるようにします。そして、ぬるま湯で泡をしっかりと洗い流します。泡が見えなくなっても、石けんが肌に残らないように十分にすすいでください。「すすぎすぎかな?」と感じるくらいがちょうどいいかもしれません。石けんを洗い流したら、きれいなタオルで水分を拭き取ります。その際は、ポンポンと押さえるようにして拭き取るのがコツです。ごしごしこすると肌にとってダメージとなってしまうので避けましょう。
顔を洗ったら、顔に水分が残っているうちに保湿ケアのステップに進みます。どんな肌質の人でも、スキンケアは保湿が肝心です。まずは、しっかりと化粧水を角質層に浸透させましょう。化粧水に出しても肌が十分に吸わないので、何度かに分けて染み込ませるのがおすすめです。定期的にコットンパックをして肌に水分補給をするのもよい方法でしょう。これ以上は水分を吸えないという状態になるまで染み込ませたら、最後にハンドプレスします。
毛穴の開きやたるみが気になる人は、ビタミンC誘導体が配合されている美容液を使うのがおすすめです。ビタミンC誘導体には毛穴を引き締める作用があり、皮脂の分泌を抑えてくれます。朝のスキンケアにビタミンC誘導体の配合された美容液を使うと、メイクの持ちも良くなります。
スキンケアの仕上げには、クリームを省略せずに塗りましょう。乾燥しやすい頬やUゾーンは多めに、皮脂の分泌が多いTゾーンは少なめに、余ったのを伸ばすくらいの感覚でちょうどいいかもしれません。
毛穴の悩みを持つ混合肌の人にとって、おすすめのアイテムと言えるのがブースターオイル、ミスト化粧水、アルガンオイルです。化粧水の前に使うブースターオイルがあれば、肌が柔らかくなりやすいので、そのあとに使う化粧水が角質層に浸透するのを手助けしてくれます。いつでもどこでもスキンケアをしたい人におすすめなのは、ミスト化粧水です。小さなスプレータイプの化粧水を携帯していれば、乾燥が気になったときにサッと保湿ケアできます。ただし、ミストで濡れたままにしていると乾燥を進行させてしまうこともあります。化粧水を使ったあとは、ティッシュなどで押さえて皮脂となじませるようにしましょう。ミスト化粧水は、できれば化粧直しに使えると書かれている商品を使ってください。
オイル美容を始めてみたいけれど、どのオイルがよいかわからないという人には、アルガンオイルを最初の1本におすすめします。アルガンオイルは肌なじみがよく、マルチな使い方ができるオイルです。べたつきにくいオイルなので、化粧直しのタイミングで気になった部分にうるおいを与えることができます。
混合肌は部分によって毛穴の状態が大きく異なります。部分に合わせてケアすることになりますが、あまり難しく考える必要はありません。肌にやさしい洗顔と保湿を基本としたシンプルなケアで、毛穴の悩みを解消していきましょう。