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コンディショナーをしてもパサつきが気になる?トリートメントとの違いや役割とは

女性が年齢とともに気になるもののひとつが、髪のパサつきです。子どもの頃はキラキラと輝くような天使の輪があったのに、いつのまにかツヤがなくなってしまったと嘆く人も多いのではないでしょうか。
髪にツヤを与えるためには、日頃のお手入れが欠かせません。そこで今回は、髪の毛のパサつきを押えるコンディショナーの役割と使い方について説明します。

枝毛防止に!コンディショナーの役割

普段何気なく使っているコンディショナーですが、どんな役割をしているのかわからないという人も多いのではないでしょうか。なかには、シャンプーだけでコンディショナーをしないという人もいるかもしれません。コンディショナーの役割は、髪の表面を保護して外部からの刺激や髪を乾燥から守ることです。コンディショナーの主成分は油分とリンス剤(カチオン性界面活性剤)です。カチオン活性剤には静電気を防いだり、髪を柔軟に仕上げたりする役割があり、髪にしっとり感とツヤを与えてまとまりの良い状態に導きます。

頭皮には顔の肌バリアと同じように皮脂が分泌されており、この皮脂が髪全体に行き渡ってツヤを与えています。しかし、シャンプーをすると皮脂が洗い流されて髪が無防備な状態になってしまうため、失われた皮脂の代わりに油分を補っているのです。油分を補うことで髪の滑りが良くなり、絡まりにくくなるため枝毛や切れ毛の防止につながります。また、ツヤやハリがでるため、触り心地や見た目の美しさがアップするのも大きなメリットと言えるでしょう。

トリートメントやリンスとの役割の違い

シャンプーのあとにするものには、ほかにもトリートメントやリンスがあります。それぞれの違いが判らないという人も多いのではないでしょうか。基本的には、リンスとコンディショナーの成分に明確な違いはありません。リンスとコンディショナーの定義は統一されておらず、メーカーによって名称が異なるのが現状です。リンスとコンディショナーはともに、髪の表面を被膜でコーティングして指通りを良くし、キューティクルを保護するためのものと考えていいでしょう。
リンスという言葉には、もともと「すすぐ」「ゆすぐ」という意味があり、コンディショナーには「状態を整えるもの」という意味があります。そのため、きしんだ髪を柔らかくしてすすぎをしやすくするものをリンス、痛みを防ぐために作られたものをコンディショナーと呼び分ける場合もあります。

一方、トリートメントは、髪の内部に栄養を浸透させて、紫外線やカラー、パーマなどで蓄積された髪のダメージを補修する目的で作られたものです。内部から髪を健康にするということで、外部をコーティングするリンスやコンディショナーとは役割が異なります。そのため、普段からパーマやカラーリングを繰り返している人や、ダメージのひどい髪のケアに向いています。外部からのダメージだけでなく、ホルモンバランスの乱れや栄養バランスの偏りなどもダメージの原因となるため気をつけましょう。

コンディショナーの基本の使い方

次にコンディショナーの基本的な使い方をマスターしておきましょう。コンディショナーはシャンプーで髪を洗ったあとに使います。まずはしっかりと髪を洗いましょう。洗髪前には必ずブラシで髪の毛をしっかりとかしておきます。こうすることで、髪が絡まるのを防ぎ、汚れを浮き上がらせることができます。次にお湯で、皮脂汚れやほこりなど、日中の汚れをしっかりと洗い流しましょう。お湯の温度は熱すぎないようにすることが大切です。ある程度洗い流したら、しっかりと泡立てたシャンプーで、地肌と髪の毛を洗います。爪を立てないように注意して、指の腹で頭皮をマッサージするようにして洗いましょう。
シャンプーの泡がなくなるまでしっかりとすすいだら、髪を軽くしぼってコンディショナーをつけます。根元近くに付けると毛穴が詰まる原因となるので、なるべく絡みやすい毛先につけるようにしましょう。そのあとはぬるま湯でしっかり洗い流します。

地肌に付けないように!コンディショナーの使い方の注意点

コンディショナーを付けるときは、地肌に付けないことが大切です。地肌に付いてしまうと毛穴が詰り、フケやかゆみなどトラブルの原因となります。もし付いてしまった場合は、すぐにしっかりと洗い流しましょう。また、コンディショナーの成分が髪に残っていると、べたつきや髪が痛む原因となってしまいます。潤いを残すためにわざとさっと流す人もいますが、逆効果です。洗い流しても髪の毛はしっかりコーティングされているため、十分にすすぐことが大切です。
また、コンディショナーを塗布するときは、一度にたっぷり手に取って付けるよりも、2~3回に分けて付けるほうが髪に良くなじみます。手に取って両手を合わせ、毛先から少しずつなじませていきましょう。毛先のあとはフェイスラインから後方に向かってなじませ、最後に髪をかき上げるようにして両手でなじませるようにします。

コンディショナーと合わせて実践したいスペシャルケア

健やかで美しい髪をつくるには、髪の毛のお手入れだけでなく、髪の状態を左右する頭皮のスペシャルケアを取り入れてみましょう。
頭皮は皮脂の分泌量が多く、空気中のほこりや花粉などで汚れています。特に髪のべたつきやニオイが気になるという人は、シャンプーの前に、専用のマスクやオイルなどを使って行うスカルプケアがおすすめです。植物性オイルなどで頭皮の皮脂汚れやほこりを浮き上がらせて取り除くことで、頭皮を健やかに保つことができます。
髪と地肌をしっかり濡らしてから、マスクやオイルをもみ込むようにしましょう。1分程度おいてからしっかりと洗い流します。シャンプーで洗い流したら、そのあとにコンディショナーを使って髪の状態を整えましょう。週に1~2回のスペシャルケアとして取り入れるのがおすすめです。

髪が絡まないように!コンディショナーをきちんと使おう

髪の汚れを取り除くだけならシャンプーだけでも平気かもしれませんが、コンディショナーを使わないと髪のキューティクルが乱れるため、髪がきしんで絡まりやすくなってしまいます。枝毛の発生やパサつきを防ぐためにも、シャンプーのあとはコンディショナーを使って髪の状態を整えておくことが大切です。また、コンディショナーには、静電気を抑えて髪をまとまりやすくする役割もあるため、正しい方法で使用することで見た目の美しさやまとまりの良さもアップします。コンディショナーの使い方をマスターして髪にきらめくツヤと潤いを与えましょう。