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植物オイルを美容に取り入れている人も少なくありませんが、「ホホバオイル」をご存じでしょうか。
ホホバオイルは別名「奇跡のオイル」と呼ばれるほど、豊富な栄養を含み、肌質を選ばずに使用できる理想的なオイルだといわれているのです。ホホバオイルはそれ1本でスキンケアやヘアケア、ボディケアと全身の美容ケアに活用できますが、その効能や効果的な使い方について知らない人も少なくありません。
そこで、ホホバオイルの成分や効果、使い方について詳しく紹介していきます。
ホホバオイルは、その名の通り「ホホバ」という多年草を原料としており、主にカリフォルニアやメキシコの砂漠地帯に生息しています。
砂漠のような過酷な環境でも、適度な水分を保ちながら生き続けられる強い生命力を持っており、そのホホバの草や種子から抽出されたオイルのことをホホバオイルと呼んでいます。オイルも空気に触れたり、熱したりすると劣化がすすみますが、ホホバオイルは長く安定した品質を保てるのです。
ある実験で、ホホバオイルを70度以上の高温で4日間熱し続けたところ、品質低下がほとんど起こらなかったといいます。それほど、ホホバオイルが高い安定性を持っていることがわかるでしょう。
ホホバオイルは、分子構造や栄養素の豊富さから、先住民もその効果に着目して肌や髪など、さまざまなかたちで活用していました。
そして、その優れた効果が世界的にも広く知られるようになり、美容目的で使用する人も増えてきたのです。
さらに、ホホバオイルは人工心臓の潤滑油としても使われている、唯一の植物性オイルになります。それは、肌質や体質を選ばずあらゆるタイプの人に使える、信頼性の高いオイルだからです。
ホホバオイルを全身の美容ケアに取り入れることで、以下のようなさまざまなメリットが得られるようになります。
肌の乾燥改善に効果を発揮してくれるのが、メリットのひとつです。それは、ホホバオイルが砂漠のような水の少ない地域でも生息できることから、高い保湿効果を持っているからです。
オイルには保湿に働く栄養がたっぷりと含まれていますが、中でも注目するべき成分は、ワックスエステルでしょう。
ワックスエステルは、人間の皮脂と同じように肌表面に膜を張って潤い成分が蒸発するのを防ぎ、肌にハリと弾力をもたらしてくれるのです。
肌の乾燥は、しみやしわ、たるみなど肌の悩みだけでなく、炎症やかゆみといった肌トラブルを引き起こす原因になりますので、その改善にも働きかけてくれます。
他にも、余分な角質や汚れを落としてくれるのも嬉しい点です。
ホホバオイルには不要な角質を柔らかくし、毛穴に詰まっている汚れを浮かし出す働きがあるといわれているため、メイク落としや洗顔料としても適しています。
しかも、ホホバオイルは毛穴に詰まりにくい特徴がありますので、毛穴ケアにも使えるのです。
スキンケアとしてだけでなく、頭皮ケアや美髪作りにもホホバオイルが一役買ってくれるでしょう。
ホホバオイルを使って頭皮マッサージを行えば、頭皮に詰まった汚れや余分な皮脂をきれいにしてくれますので、頭皮トラブルや臭い対策にも効果的です。
傷んでパサパサになった髪の毛につけると、髪に適度な栄養と潤いを与え、髪のダメージにつながる紫外線もブロックしてくれます。
ホホバオイルは、1本持っていると多様な使い方ができ、スキンケアでもクレンジングから保湿まで幅広く使えるのです。
クレンジングで使用するときは、500円玉位の量を手にとって、メイクと優しくなじませていきます。オイルがメイクとなじんでくると白っぽくなってきますので、その後ぬるま湯で洗い流すだけです。
保湿効果も高く栄養も豊富ですので、クレンジングで肌が乾燥するのも防いでくれるでしょう。毛穴の黒ずみや開きが気になるときには、ホホバオイルでマッサージをしましょう。
ホットタオルや入浴中に毛穴が開いた状態で、マッサージを行うとより効果的です。ホホバオイルを適量指にとって、毛穴が気になる部分を優しく円を描くようにマッサージし、約5分放置してから洗い流します。
ホホバオイルは、保湿効果が高いため優れた保湿剤にもなってくれます。保湿力をアップさせるコツは、つけ方がポイントです。
化粧水をつけてからホホバオイルを3~4滴なじませ、それから美容液、乳液、最後にホホバオイルを1~2滴という順番で使ってみましょう。
肌だけでなく、髪や頭皮の保湿にも使えます。頭皮の保湿に使用するときは、ブラッシングをした乾いた髪の毛に5~6滴のホホバオイルを手に取って温めて、頭皮全体になじませながらマッサージしていきます。
毛穴につまった汚れも落としてくれますので、頭皮のクレンジングと保湿が一度に行えるのです。髪に使用するときは、毛先を中心になじませます。
シャンプー後、よく水気を切った髪の毛につけるとドライヤーの熱から髪を保護してくれますし、朝スタイリング剤として使えば、紫外線防止効果も期待できます。
ホホバオイルを保管する際は、高温や直射日光、湿気を避けて、常温で保管してください。また、ホホバオイルは半年ほどで使い切るのがよいとされているため、長期間放置しないようにしましょう。
なお、ホホバオイルは比較的熱に強いですが、気温が10℃以下になると固まることがあります。成分に違いはないものの、あたため直さないと使えないため、特に冬の保管場所では気温が下がりにくい場所を選びましょう。
ホホバオイルを選ぶ際は、以下2つのポイントで選びましょう。
敏感肌や肌荒れしやすい方は「クリアホホバオイル」を使用するのがおすすめです。クリアホホバオイルは熱を加えることによって不純物を取り除いているのが特徴です。
不純物が含まれていないため肌トラブルを引き起こしにくく、どんな肌にも合いやすいと言われています。
一方で、熱によってホホバオイル本来の栄養素も失われてしまっているため、ホホバオイルの栄養素を余すところなく摂取したい方には向いていません。
ホホバオイル本来の効果を感じたい方は「ゴールデンホホバオイル」を使用するのがおすすめです。
ゴールデンホホバオイルは加熱処理がされていないため、クリアホホバオイルに比べてホホバオイル本来の成分が多く含まれているのが特徴です。
一方で、不純物が含まれているため敏感肌や肌荒れを起こしやすい方には刺激が強いことがあります。また、クリアホホバオイルに比べて価格も高くなりやすいです。
自分の肌にあったタイプを選ぶことが重要です。
美容に大活躍してくれるホホバオイルですが、使用する際にはいくつかの注意点があります。まずは、低温に注意することです。
ホホバオイルは、10度以下になると固まる特性があり、使いづらくなってしまいますので、温かい場所で保管するようにしましょう。
どんな肌悩みの人でも使用できるといわれているほど刺激の少ないと言われるホホバオイルですが、肌に合わないこともあります。
また、体調不良や睡眠不足などの要因によって、免疫が弱っているときも肌トラブルが起こりやすいため、パッチテストを行ってから使うと安心です。
ホホバオイルは、低精製のゴールデンオイルと、精製度が高い透明なクリアオイルに大きく分けることができます。
ゴールデンオイルは、各種ビタミンや必須アミノ酸などの栄養がそのまま詰まっていますので、クリアオイルよりも栄養価が高いのです。
しかし、不純物が残っていることがあり、それが人によっては肌に負担となってしまったり、オイルの劣化をすすめたりする原因となります。そこで、精製度の低いホホバオイルを使用するときは、開封後早めに使い切るようにしましょう。
植物性のオイルは一般的に保湿効果が高いといわれていますが、中でもホホバオイルはうるおいを与える働きに優れています。
また、さまざまな肌タイプの人にも使えますので、家族全員で使用できるのも嬉しい点です。
肌や髪にたっぷりと潤いと栄養を与えてくれるホホバオイルを、全身ケアに取り入れてみましょう。