夜ならではのスキンケア方法!ケアの順番や意識すべきポイント

朝のスキンケアと夜のスキンケア、どちらにウエイトを置いていますか。朝はバタバタとしていて忙しいため、夜のスキンケアのほうを念入りにしているという人も多いのではないでしょうか。実は、肌にとっても夜のスキンケアに力を入れることはとても大切なのです。また、夜ならではのスキンケア方法もあります。そこで今回は、夜ならではのスキンケアの具体的な方法について解説します。

朝と夜でスキンケアの方法を変える理由

夜と朝でスキンケアの方法を変える理由はなんでしょう。実は、夜と朝ではスキンケアの目的が違うからなのです。スキンケアは目的によって方法を変えることが大切です。


朝のスキンケアは、寝ている間に乾燥した肌にうるおいを与え、肌バリア機能を回復し、日中浴びることになる紫外線やホコリ、乾燥などのダメージを軽減して肌を守るのが目的です。日中の肌は常にいろいろな刺激を受けています。肌にはもともと自分の体を守るための自然免疫があり、外部からの刺激に対して備えています。たとえば、紫外線を浴びると肌はメラニン色素を生成して肌を紫外線から守ろうとします。しかし、メラニンの生成はシミの原因となり、自然免疫では防ぎきれない強すぎる紫外線は、肌内部のコラーゲンを破壊してシワの原因となってしまいます。こうした紫外線から肌を守るために行うのが、朝のスキンケアのひとつである日焼け止めの使用です。このように、朝は外部からの刺激に対して肌を守るためのサポート的なスキンケアが必要となるのです。


一方、夜のスキンケアは、日中に肌が受けてしまったダメージを回復し、寝ている間に肌が生まれ変わるのをサポートするために行います。肌の新陳代謝をつかさどる成長ホルモンは寝ている間に分泌されますが、特に眠りについてから3時間が最も分泌量が多くなります。成長ホルモンが出ている時間帯の前にしっかり栄養を与えておくことが夜のスキンケアの大切な役割といえます。


きちんとスキンケアを行っているつもりでも、朝と夜にまったく同じスキンケアを行うと、期待した美容効果を得られない可能性があります。朝のスキンケアは肌を守るため、夜のスキンケアは肌を修復するためのものであることを覚えておきましょう。美肌作りを目指すなら、朝と夜の肌に合わせたスキンケアを行うことが大切です。


夜のスキンケアのポイントは?

夜のスキンケアは日中に蓄積されたダメージを回復することが目的なので、じっくりと時間をかけて栄養を肌に届けるための下準備が必要です。そのため、朝よりもスキンケアの時間をかけて丁寧に行うことがポイントとなります。特に、角質ケアは夜にこそ行ってほしいケア方法です。角質は溜まりすぎると肌をゴワゴワさせるやっかいなものというイメージですが、実は外部の刺激から肌を守る重要な役割があります。肌は、角質層と皮膚の表面にできた皮脂膜のバリア機能によって外部からの刺激や異物の侵入から守られているのです。そのため、朝に角質ケアを行ってしまうと、夜寝ている間に形成された肌バリアを根こそぎ奪い取ってしまい、外部からの刺激に対して肌の免疫力が著しく低下してしまいます。朝に角質ケアを行うことは肌を外部刺激から無防備にしてしまうためおすすめできません。


一方で、肌は刺激や乾燥を感じると、自らを守るために急いで角質細胞を作ります。十分な時間をかけずに作られた未熟な角質細胞は保湿効果が低く、肌に必要な水分量を保てないため乾燥を止めることができません。すると、角質細胞は乾燥を防ごうとさらに増産され、未熟な細胞で角質の厚みだけが増えていってしまいます。こうした状態の肌はバリア機能もうまく働かないため、ちょっとした刺激にも反応する敏感肌になります。そのため、日中に蓄積された未熟な角質や古くなって役目を終えた角質は、外部からの刺激がない夜に取り除くことが必要なのです。余分な角質をきちんと取り除いておくことで正常な新陳代謝が促進されます。


夜の保湿ケアは朝の土台を作るためにも非常に重要です。夜のうちにしっかり保湿しておかないと、朝起きたとき肌が乾燥した状態になってしまいます。肌が乾燥していると、肌本来の弾力が失われ、シワが目立つ肌に。化粧ノリも悪く、化粧崩れの原因ともなります。朝の肌のコンディションを整えるためにも、夜の保湿ケアを徹底しておくのが大切です。化粧水を付ける前にオイルを付けることをブースターオイルといいます。肌が乾燥して固くなっている場合、化粧水などが浸透しにくくなるので、オイルで肌を柔らかく整えてからスキンケアをする方法です。乾燥が気になる場合はブースターオイルも活用してみましょう。


夜に行うスペシャルケアとしてパックがありますが、パックをするときは、説明書に記載してある使用方法と使用時間をしっかり守ることが大切です。くれぐれもパックしながら寝てしまうことは避けましょう。パックの水分は時間がたつと乾燥してしまいますが、乾燥したパックを肌に乗せておくと、肌から水分を奪ってしまう恐れがあります。また、長時間肌細胞が水に浸されたような状態になるため、ふやけてしまって、美容液などの美容効果がうまく浸透しなくなってしまいます。何事もやりすぎは禁物です。夜のスキンケアは日中に受けたダメージ回復を意識して行いましょう。


夜にスキンケアをする際の注意点

夜のスキンケアで気を付けたいのはクレンジングと洗顔です。一日に溜まった皮脂や汚れ、メイク汚れをしっかり落として肌をきれいな状態にもどします。肌に汚れが残ったり、毛穴がふさがったりしている状態では、どんなに良い美容液を使っても浸透していきません。ただし、ごしごしとこすると肌に刺激を与えてしまうので、肌を触り過ぎないように注意しましょう。クレンジングも洗顔も、力を入れずに短時間で終わらせることが大切です。ベストなタイミングは入浴の最後に行うことです。温まることで毛穴が開き、毛穴の奥のメイク汚れまで落ちやすくなります。洗顔後はすぐに乾燥がはじまるので、お風呂から上がる直前に行うのがポイントです。

スキンケアを夜にするときの順番

夜のスキンケアの順番は、クレンジング、洗顔、ブースターオイル(アルガンオイルやシェイクオイル)、化粧水、美容液、乳液・クリームの順番がおすすめです。まずしっかり汚れを落とし、ブースターオイルで肌を柔らかくしてから水分、美容成分を補い、油分で閉じ込めます。また、スキンケアの後、寝るまで時間がかかる場合は、寝る前にもう一度乳液やクリームを乾燥しやすい箇所に重ね塗りしておきましょう。特に年齢の出やすい首元や目元、口元におすすめです。

夜のスキンケアで肌のダメージを回復!

夜のスキンケアは、日中に受けた肌のダメージを回復させることが何よりも大切です。朝起きたときに最高の肌状態に仕上げるためにも、紹介したスキンケアのポイントを踏まえて時間をかけてしっかりしたケアを行いましょう。

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