コンディショナーの役割って何?使い方のポイントを紹介

シャンプーで髪の毛を洗った後は、髪に栄養を与えたり、ツヤを出したりするために、コンディショナーやリンス、トリートメントなどを使う人が多いでしょう。しかし、これらの役割や効果について、正しく理解できているでしょうか。 美しい髪の毛を作るためには、それぞれの効果や役割について理解し、適切に使用することが重要になってきます。そこで、コンディショナーの役割やリンス、トリートメントの違い、上手なコンディショナーの使い方について紹介していきます。

コンディショナーの役割とは?

コンディショナーには、主に3つの役割があります。1つ目は、髪の表面をコーティングしてくれる働きです。髪の毛は1本ずつキューティクルと呼ばれる膜でおおわれており、それが、外部の刺激から髪を保護し、髪の内部成分が流れ出ないように働いてくれています。ところが、シャンプーをして濡れた髪の毛はキューティクルがはがれやすく、ダメージを受けやすい状態です。そこで、コンディショナーで髪の表面をコーティングすることによって、髪を外部刺激から守ってくれるのです。


2つ目が髪を保湿する働きです。シャンプーをすると、髪の汚れや余分な皮脂だけでなく、髪に必要な潤いまでも洗い流してしまうことがあります。コンディショナーで潤いを与えることで、髪の乾燥を防いでくれるのです。3つ目が髪の水分が蒸発するのを防いでくれることです。髪の毛の内部には水分が含まれており、それが髪の毛の潤いを保ってくれています。ところが、濡れた髪の毛は、髪の水分が失われやすい状態にありますので、髪をコーティングして水分の流出をブロックするのです。コンディショナーの働きにより、髪がダメージを受けたり、乾燥したりするのを防げるようになります。


リンスやトリートメントとの違い

コンディショナーは、リンスやトリートメントと混同されやすいため、適切に使用するためにもそれぞれの違いについて理解しておく必要があります。特に、コンディショナーとの境界が難しいのがリンスでしょう。リンスとはもともと英語の「rinse」という言葉からきており、「すすぐ」「洗う」といった意味があります。リンスが発売された当時、主流だったのが石鹸シャンプーでした。石鹸シャンプーは天然素材を使用して安全性が高く、しかも洗浄力が高いのが特徴ですが、シャンプー後の髪のきしみやごわつきが気になるのが難点だったのです。そこで、髪の表面に油分を与えてコーティングすることで指通りを滑らかにし、すすぎやすくするために開発されたのがリンスでした。コンディショナーも油分で髪をコーティングするという点では同じなのですが、大きな違いは保湿効果にあります。リンスは指通りを良くするのが主な目的であり、コンディショナーと比べると、髪の潤いをキープする働き弱いのです。


リンスやコンディショナーが髪の表面を保護するのに対し、トリートメントは毛髪の内部に浸透し、栄養分を届けて、髪のダメージを修復してくれる働きがあります。そのため、使い方にも違いがあります。リンスやコンディショナーは塗布してからあまり時間を置かずに洗い流しても構いませんが、トリートメントはある程度の時間をかけて、成分を浸透させる必要があるのです。リンス、トリートメント、コンディショナーすべて、頭皮に付けると頭皮の毛穴を詰まらせてしまう原因になるため、頭皮につけないように注意する必要があります。


コンディショナーの使い方は?

コンディショナーの効果をアップさせるためには、適した使い方が重要なポイントになってきますので、その手順を紹介していきます。まずは、シャンプーで頭皮や髪の毛についている汚れや油分をきれいに洗い、すすぎ残しがないように洗い流します。コンディショナー成分が髪に付着した水分で薄くなってしまうのを防ぐために、すすぎの後はよく水気を切りましょう。頭皮に付けてしまうと、頭皮や髪のトラブルを引き起こす原因を作ってしまうため、コンディショナーを付けるときは、頭皮からではなく毛先から付けるのがコツです。ムラなくコンディショナーをなじませるためには、一度に付けるのではなく、2〜3回に分けることです。


コンディショナーを適量手に取って、手のひらに広げてから毛先を中心に塗布していき、その作業を数回繰り返していきます。このとき、手グシや目の粗いコームを使用すると、より塗布しやすくなるでしょう。髪全体にコンディショナーがいきわたったら、時間をあまり置かずにすすぎます。コンディショナーの成分が残っていると、髪がべたつくだけでなく、髪のトラブルや臭いの原因になってしまいますので、すすぎ残しがないようにしっかりとすすぐようにしましょう。


ただし、コンディショナーの製品によっては、頭皮に付けることをすすめているものもあるなど、一般的な製品とは使い方や注意点が異なる場合があります。コンディショナーの効果を引き出すためにも、製品ごとに定められた使い方を理解して、それに従うことが大切です。


コンディショナー後の乾かし方

コンディショナーを付けてすすいだ後は、ドライヤーで濡れた髪の毛を乾かしていきます。髪が濡れていると髪がダメージを受けやすくなるだけでなく、雑菌も繁殖しやすくなるなど、髪と頭皮トラブルのもとになりますので、できるだけ素早く乾かすようにしましょう。ドライヤーの熱によるダメージが心配ですが、いくつかの点に注意することでダメージを抑えながら、美髪効果をアップできます。まず、ドライヤーをあてる時間を少なくするために、事前のタオルドライをしっかり行うことです。乾いたタオルを用意し、髪の毛を優しく押さえるようにして水分を取っていきますが、このときに絶対に髪の毛をこすり合わせてはいけません。濡れた髪の毛はキューティクルがはがれやすくなっていますので、摩擦によるダメージを強く受けてしまうからです。十分にタオルドライできたら、洗い流さないトリートメントや植物性オイルを塗布すると、ドライヤーの熱から髪を保護するのに働いてくれます。


ドライヤーを使うときは、髪の毛から約30cm距離を置くこと、1カ所当たりに風をあてる時間は、3〜4秒にとどめることが、傷みを軽減するコツです。また、最初は温風で乾かして、8割ほど乾いてきたら、冷風に切り替えましょう。温風よりも髪への負担が少なく、しかもキューティクルを閉じてくれますので、髪の毛にツヤが生まれるなど、メリットが多々あるからです。


正しい使い方で髪をケアしよう!

コンディショナーにもいろいろな製品があり、配合成分や特徴も製品ごとに異なります。せっかく、美髪効果の高そうな製品を選んでも、使い方やケア方法が誤っていると、その効果が半減してしまうのです。コンディショナーの正しい使い方を理解し、髪のダメージ予防に役立ててみましょう。

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