あなたの乾燥肌のタイプは?肌に合ったスキンケアで対策をしよう!

乾燥肌によいといわれることを試しているのになかなか改善しないという状態ではありませんか。思い込みで間違ったスキンケアを続けていると、乾燥がどんどん進んでしまう可能性があります。乾燥肌は、いくつかのタイプに分類することができます。肌状態を改善するためには、まず自分の乾燥肌のタイプを把握することが大切なのです。ここでは、乾燥肌のタイプ別に肌の状態にあったスキンケアや対策について説明していきます。

乾燥肌対策のために知っておきたい肌の働き

肌には、主に4つの働きがあります。それは、「保水力」「毒素排出力」「自然代謝力」「皮脂分泌力」です。これらがバランスよく整った状態が、理想の肌の状態となります。

保水力とは、肌の内部から必要な分だけ水分を補給していく力です。一番乾きやすいのは肌表面にあたる角質層なので、この角質層まで十分に潤っていれば保水力に問題はないといえるでしょう。肌のハリや弾力、キメの細かさは、この保水力によって決まってくるのです。保水力が衰えてしまうと、小ジワや肌荒れ、かさつきが気になるようになってきます。

2つ目の毒素排出力とは、肌の内部にある老廃物を排出するための働きです。また、酸素や栄養を肌全体に行き渡らせてスムーズな血流をつくるのも、毒素排出力の作用となります。汗の分泌を促して老廃物を排出し、皮膚の栄養状態を保つためのものが、毒素排出力なのです。この働きによって肌は透明感を保つことができますが、毒素排出力が低下するとクスミの原因となってしまうことがあります。

自然代謝力とは、新しい細胞を生んで古くなって不要になった角質細胞を押し出す働きです。表皮細胞は定期的に生まれ変わるものですが、これは自然代謝力によるものとなっています。この力が低下するとシミやクスミが目立つようになってきてしまいます。肌が生まれ変わるサイクルが整っている状態であれば、自然代謝力は十分といえるでしょう。

最後に、皮脂分泌力という働きがあります。皮脂と汗が混ざりあって、肌表面に皮脂膜を作る役割となる皮脂分泌力は、肌のバリア機能といっていいでしょう。これによって、肌から水分が蒸発してしまうのを防いだり、紫外線によるダメージを軽減するなどの働きもあるのです。肌表面に皮脂膜がつくられている状態ならば、皮脂分泌力は十分に機能しているといえます。


乾燥肌の3タイプごとに対策を解説!

乾燥する肌のタイプは3つに分かれているので、それぞれの状態や原因、そして対策について知っておくことが大切です。自分の肌のタイプを知らずに間違った対策をとっても、乾燥は改善しません。そこで、まずは自分がどのタイプに当てはまるかを理解し、そのうえで適切な対策とスキンケアを行っていくことがポイントなのです。乾燥肌のタイプは、「一般的な乾燥肌」「乾燥性脂性肌」「混合肌」の3タイプとなっています。それぞれ、詳しく見てみましょう。 

一般的な乾燥肌

ごく一般的な乾燥肌は、化粧のノリが悪かったり頬や口周りが粉を吹いたように見える状態です。この状態では、顔が全体的にカサついてしまい、肌がくすんで見えてしまうようになります。ただ肌が乾燥しているだけとはいえ、顔全体の印象も悪くしてしまうのです。このタイプの乾燥の原因は、肌の4つの機能が低下していることにあります。肌の健康状態が優良ではなくなってしまうため、肌が乾燥してしまうのです。特に、皮脂分泌力が弱いことが考えられます。皮脂の分泌力が弱まっていると、肌のバリア機能を担う皮脂の量が減ってしまいます。すると、肌の水分が蒸発しやすくなり乾燥を招いてしまうのです。

一般的な乾燥肌の対策としては、肌が自ら皮脂膜を作れる状態にすることが大切です。そのためには、日常的に汗をかく習慣をつけていくと有効です。汗をかくと代謝が上がって皮脂が分泌されやすくなり、肌も守られやすくなります。また、毎日保湿のためにクリームを使っていると、皮脂膜を作る皮脂分泌力が弱まってしまうことがあります。これを防ぐためには、洗顔後にスキンケアをしない時間を作ると効果的です。皮脂分泌力を改善することが、乾燥を改善するポイントなのです。

乾燥性脂性肌

乾燥性脂性肌は、ベタつきとカサつきの両方を感じるタイプの肌質です。乾燥だけでなくベタつきも感じるので、対策に困るケースも少なくありません。このタイプの場合は、毛穴が開いてしまっているのでニキビができやすいという特徴があります。乾燥だけでなく、肌トラブルにも悩まされやすい肌質なのです。

乾燥性脂性肌の原因は、肌の4つの機能の中で皮脂分泌力だけが過剰となっていることにあります。他の3つの機能が弱まっているので、肌内部は乾燥しているのに皮脂分泌力が過剰なために肌表面は脂っぽくなるのです。そのため、本人は脂性肌であると思い込んでいるケースが多くなっています。これを改善しようとして、皮脂を落とそうと過剰な洗顔をしたり脂性肌用のスキンケア製品を使ってしまうことも少なくありません。しかし、実際には脂性肌ではなく乾燥性脂性肌のため、こうした対策は乾燥を悪化させてしまうことになるのです。

乾燥性脂性肌の場合は、クレンジングや洗顔で毛穴の汚れをしっかりと取り除くことが大切です。クレンジング前に湯船に浸かるなどして、毛穴が開きやすい状態にしてからクレンジングをすると効果的となります。そして、毛穴汚れをしっかりと落としたら清潔な状態を保つことを心がけていきましょう。その後は、一般的な乾燥肌と同じように、肌が自ら皮脂膜を作れるように促してあげると有効です。汗をかく習慣をつけたりスキンケアをしない時間を作るなどして、皮脂膜を作る機能を向上させていきましょう。

混合肌

混合肌はTゾーンがベタつきやすく、Uゾーンは乾燥している状態です。ベタつきと乾燥が顔のパーツによって異なるため、対処に困ってしまうケースが多くなっています。混合肌の原因としては、TゾーンとUゾーンで肌の働きのバランスが違うことが挙げられます。Tゾーンでは皮脂分泌力が高く皮脂が過剰分泌されている状態となり、Uゾーンでは4つの働きすべてが弱まっているために乾燥してしまうのです。

ただし、こうしてTゾーンとUゾーンで肌の状態が違うのは、珍しいことではありません。肌は、もともと顔のパーツによって皮脂の分泌量や角質層の厚さが異なっているため、肌の状態に差ができるのは当たり前のことなのです。しかし、間違ったスキンケアをしていることで、その差が大きくなってしまい混合肌という状態になってしまいます。

有効な対策としては、TゾーンとUゾーンそれぞれで、パーツに合わせたケアを行っていくことが挙げられます。混合肌では、肌の状態に大きな差が出ているため全体的に均一なケアでは効果的ではないのです。Tゾーンでは、毛穴を詰まらせないように清潔を保つことが大切です。過剰分泌されている皮脂は都度拭き取り、肌表面の皮脂の量が多くなりすぎないように注意しましょう。

Uゾーンでは、一般的な乾燥肌と同様に、肌が自らの力で皮脂膜を作れるように促すケアをしていきます。汗をかくように毎日適度な運動をしたり、ときどき洗顔後にスキンケアをしない時間を作りましょう。こうして、パーツに合わせて肌の4つのバランスを整えていくことがポイントです。



乾燥肌のスキンケアにナチュラルオイルを取り入れるメリットとは

乾燥肌のスキンケアには、ナチュラルオイルを取り入れると多くのメリットを得ることができます。

ホホバオイルは乾燥肌のケアに最適です。ホホバオイルを使うと、保湿力を上げることができます。肌の乾燥を改善するためには、肌の保湿力をアップさせることが重要です。肌そのものが水分を保持できる力を高めることで、乾燥を防ぎやすくなるのです。また、ホホバオイルは肌なじみがよく、肌のバリア機能を高めてくれる効果があるとされています。肌のバリア機能が高まれば、肌の水分が蒸発しにくくなり保湿効果も上がるのです。さらに、肌のターンオーバーを整えて日焼けや乾燥のダメージを緩和してくれるという作用もあります。こうした効能が見込まれることから、ホホバオイルは乾燥肌対策に有効とされています。

アルガンオイルは、ブースターオイルに最適です。乾燥で硬くなってしまった肌をやわらかくしてくれる効果が期待できるので、ブースターオイルとして使用するとその後のスキンケア成分が肌に浸透しやすくなるのです。これによって、より高い保湿効果が期待できます。他にも、入浴中にオイルパックとして使用することも効果的です。また、アルガンオイルは顔だけでなく体や髪の毛の乾燥対策に使える万能オイルといえます。

これさえあれば、全身の保湿ケアができてしまうのです。


スキンケアにおけるポイント

乾燥肌の対策には、正しいスキンケアをすることが不可欠となります。どんなにしっかりと対策を講じていても、間違ったスキンケアをしていては元も子もないのです。そこで、乾燥肌のスキンケアにおけるポイントを紹介します。

クレンジング

スキンケアの第1段階は、クレンジングです。クレンジングでは、毛穴にメイクや皮脂を残さないようにしっかりとメイクを落とすことが大切となります。ここで汚れが残ってしまうと、スキンケアの効果が全体的に低下してしまうので注意しましょう。クレンジング製品は、すぐにメイクが落ちて簡単に洗い流せるタイプのものを選ぶと安心です。肌へのやさしさを重視して選ぶことも大切ですが、ごしごしとこすらないとメイクが落ちない製品では、結局肌に刺激を与えてしまうことになるのです。クレンジング製品もしっかりと選んで、なるべく肌に負担をかけないクレンジングを行いましょう。

洗顔

洗顔は、汗やホコリを落とすためのステップです。毎日蓄積するこれらの汚れを落とすためにも、洗顔は毎日しっかり行っていきましょう。このとき、ぬるま湯のみで洗顔をしても汚れが落としきれなくなってしまいます。必ず洗顔料を使って、丁寧に洗顔をしていくことが大切です。ただし、洗顔時に肌をこすってしまうと乾燥を悪化させてしまう原因となります。洗顔料はよく泡立てて、泡をクッションにしてやさしく洗っていくと効果的です。

ブースターオイル

乾燥している肌は硬くなってしまっているので、洗顔後すぐに化粧水をつけてもなかなか浸透しにくいという特徴があります。そこで、洗顔後にはブースターオイルを取り入れていきましょう。ブースターオイルを使うと肌がやわらかくなるので、次に使用する化粧水の浸透を助ける役割を果たしてくれます。ここで使うのは、「アルガンオイル」や「シェイクオイル」がおすすめです。これらは、ベタつきやニキビが気になる場合でも、オイルで保水力を高めて過剰な皮脂の分泌を抑えることができます。こうして肌質の改善が期待できるので、混合肌の人にもおすすめなのです。

化粧水

ブースターオイルで浸透しやすくなった肌に水分や美容成分を届け、さらに次に使用する美容液の浸透を助けるのが化粧水です。化粧水は、適量を一気にすべてつけるよりも、2~3回に分けてつけたほうが肌へのなじみがよくなります。水分も肌に浸透しやすくなるので、数回に分けてつけていきましょう。乾燥が気になる部分には、重ねづけをすると効果的です。このとき、化粧水だけでスキンケアを終わらせていると、せっかく肌に与えた水分がどんどん蒸発してしまうことになってしまいます。必ず、化粧水だけでなく適切なスキンケアをしていきましょう。

美容液

美容液には、肌に必要な成分を角質層まで届ける役割があります。美容液の場合は、肌の悩みにあった製品を選ぶことが重要です。乾燥肌でもタイプによって悩みは違うので、自分に合うものを探していきましょう。美容液には保湿や乾燥によい製品がたくさんありますが、中には石油系の成分や合成ポリマーが配合されているものもあります。これらの成分は肌への浸透を妨げる働きがあるので、注意が必要です。

クリーム

スキンケアの最終段階はクリームです。クリームは、肌に油分を補って肌をやわらかくする役割となります。油分が含まれているためベタつくこともあるクリームですが、だからといって使用しないでいると肌は油分が不足して乾燥が進んでしまうので注意が必要です。さらに、クリームは化粧水で肌に与えた水分が蒸発してしまわないように、肌にふたをする役割も担っています。

乾燥肌のスキンケアでやってはいけないこと

乾燥肌の対策では、避けるべき行為がいくつかあります。まずは、熱いお湯での洗顔です。熱いお湯では皮脂膜が洗い流されてしまううえに、肌に刺激を与えてしまいます。また、洗顔後にタオルでゴシゴシ拭くと、摩擦が肌への負担となるので避けましょう。またシートマスクを長時間つけていることも、乾燥肌のスキンケアではやらないほうがいい行為となります。長時間つけていると、肌からシートへ水分が吸い取られて蒸発してしまうのです。さらに、刺激の強いスキンケア製品の使用も避けていきたい行為です。ご自身の肌にあうかどうかテスターやサンプルで試してみるのがよいでしょう。

乾燥肌対策として日常生活で気をつけること

乾燥肌対策は、スキンケアだけでなく日常生活においても気をつけていきたいことがあります。第1に、規則正しい生活を送ることです。生活が乱れると自律神経が乱れてしまい、血行不良や腸の働きが低下してしまいます。すると、肌トラブルが起こる原因となってしまうのです。これを避けるために、毎日規則正しい生活を心掛けていきましょう。また、毎日汗をかく習慣をつけると効果的です。汗はバリア機能となる天然の保湿クリームを作る効果もあるので、適度な運動を取り入れていくと効果的となります。そして、皮膚の健康維持を助けるビタミンB群を摂取すると乾燥肌対策として有効です。ビタミンB群はきのこ類に多く含まれるので、意識的に取り入れていきましょう。

乾燥肌のスキンケアにはナチュラルオイル!

乾燥肌対策をするには、まず理想の肌とはどういう状態なのか、そして今の自分の肌がどういう状態なのかを把握することが大切です。自分の肌に合った対策をすることが、乾燥肌を改善するためのポイントとなるのです。乾燥肌対策のスキンケアとして、ナチュラルオイルを適度に取り入れることも1つの方法です。自分の肌の状態を正しく把握して、適切なスキンケアをしながら日常生活で気をつけたいポイントも押さえていきましょう。

おすすめコンテンツ

ホホバオイルを日常のヘアケアに取り入れてツルサラ髪を手に入れよう

ホホバオイルといえば主にスキンケアで使用する植物性オイルの一種ですが、ヘアケアにも使えることをご存じでしょうか?ホホバオイルには、頭皮の毛穴に詰まった皮脂汚れを落としやすくするクレンジングの働きや頭皮のフケやかゆみといったトラブル改善も期待できるのです。さらには、髪にツヤを与える効果など、すこやかな頭皮と髪を作るのに優秀なアイテムです。ホホバオイルの種類や効果、使い方について詳しく紹介していきますので日常のヘアケアに取り入れてみましょう。

続きを読む

40代は肌に大きな変化が?たるみ対策は化粧水を浸透させることから始まる

40代になってから「肌が変化した」と感じたことはありませんか?毎日きちんとスキンケアしているのにたるみやハリ、潤い不足といった肌の悩みが目立つようになってくる年齢だからです。40代ころから現れ始める肌の変化には女性ホルモンの影響や保湿因子の減少、皮膚の老化などが大きく関係しているのです。年齢とともに肌の悩みが増える理由、40代頃から目立ち始めるたるみやハリ不足の原因について解説していきます。また、40代に適したスキンケアの対策についても紹介していきます。

続きを読む

20代の今から!自分に合った化粧水選びとスキンケアのポイントを知っておこう

10代の頃は肌のべたつきが気になっていたけれど、20代になってからは乾燥が気になるようになってきた。こんなふうに、少しずつ肌の変化を感じている人もいるのではないでしょうか。同じ人でも、肌質はいつも一定というわけではありません。年齢によって変化していくのはもちろん、使っているスキンケアや過ごしている環境によっても変化していきます。肌をいつもいい状態に保つために、20代のうちからスキンケアのポイントをきちんと理解しておくことが大切です。そこで今回は、肌の状態や自分に合ったスキンケア製品 の選び方などを紹介します。

続きを読む