乾燥肌の原因は、大きくわけて外的な要因と内的な要因の2タイプがあります。外的な要因では、まず空気の乾燥が挙げられます。外気そのものが乾燥している冬はもちろん、エアコンや暖房などで人工的に空気が乾燥している環境も少なくありません。空気が乾燥していると、肌の中にある水分がどんどんと吸い取られて肌が乾燥してしまうのです。
また、間違ったスキンケアも外的な要因として肌の乾燥を招いてしまいます。スキンケアは本来肌を守るためのものですが、それは適切な方法で行うことが大前提です。ごしごしと肌をこすってしまったり、肌に刺激を与えすぎたりするスキンケアは、間違ったスキンケアの代表となります。こうしたスキンケアは、肌に大きな負担を与えてしまい乾燥を助長させてしまうのです。
内的な要因としては、ストレスが挙げられます。ストレスは、体に大きく影響してくるためにしっかりと対処していきたいものといえます。ストレスがたまると、自律神経系が乱されてしまうのです。そうすると、血行が悪くなったり、肌のターンオーバーが乱されてしまったりして、肌は健康を保てなくなってしまいます。その結果、乾燥が進んでしまうことになるのです。加えて、栄養不足も乾燥肌の原因といえます。肌は、栄養がなければ保湿力も弱まってバリア機能も低下してしまいます。そうなると、当然ながらどんどんと肌が乾燥してしまうことになるのです。