20~30代の女性を対象に行ったとあるアンケート調査によると、毎日ボディケアをしている人は4割未満という結果になりました。6割以上の女性が日々のボディケアを怠っているという事実が判明したのです。
顔は毎日メイクをしたり洗顔後にスキンケアをしたりしているのに、ボディにはあまり意識が向けられていないようです。しかし、当然のことながら保湿ケアは顔だけでなく身体にも必要です。肌が乾燥するとかさつきやかゆみなどのトラブルの原因になりますし、手入れが行き届いていない肌はそう遠くないうちに年齢を感じるようになってしまうでしょう。
ボディケアアイテムは油分や水分の量によっていくつかの種類に分けられます。ローション、ミルク、クリーム、バター・オイルの順に油分は多くなっていきます。それぞれテクスチャが異なるため、季節や肌の状態によって使い分けをするとよいでしょう。
最も軽いテクスチャのボディローションは、水のような質感が特徴です。ほとんど油分が入っていないので、保湿効果はあまり期待できません。背中やデコルテなど皮脂が多く分泌される部位や、春夏はローションだけでも大丈夫ですが、湿度が低く肌が乾燥しやすい秋から冬はローションだけで済ませてしまうのはおすすめしません。秋冬はクリームの前の下地として使うとよいでしょう。ボディにも下地のケアをしてあげると、ぐんと保湿力が高まります。