毛穴対策には保湿ケアも大切です。肌が乾燥していると毛穴の開きが目立つだけでなく、皮脂の過剰分泌を促します。皮脂が過剰に分泌されると毛穴詰まりの原因にもなります。つまり、保湿はうるおいのある毛穴レス美肌には欠かせない重要なステップなのです。どうすればきちんと保湿できるのでしょうか。保湿のステップを見ていきましょう。
ポイントは、洗顔後はすぐ保湿することです。うるおいのある肌とは、水分と油分のバランスがとれている肌のことをいいます。洗顔が終わったらすぐにブースターオイル、化粧水、美容液、クリームの順番でケアをしてあげましょう。化粧水を使う前にはブースターオイルを使うのがおすすめです。洗顔後に化粧水をつける前に1~3滴を手にとって、手のひらで温めてから顔全体になじませます。
ブースターとは「後押しする」という意味で、化粧水の前に塗り込むことで肌を柔らかくし、うるおいの土台をつくってくれるものです。その後に使うスキンケアアイテムの浸透を助けてくれる働きをします。どんなによいスキンケアアイテムを使っても、肌がかたくなっていては浸透しづらいものです。ブースターオイルは肌を柔らかく整えることで、いつもの化粧品の力を十分に引き出してくれるものといえるでしょう。
ブースターオイルにはアルガンオイルがよいとされています。アルガンオイルは肌馴染みよいのが特徴です。ベタつきが少ないうえに、ビタミンEやカロテンを含んでいるため肌荒れによいこともおすすめの理由です。ビタミンEやカロテンには細胞の老化を防ぐ抗酸化作用もあるため、年齢が気になってきた肌にはぴったりといえます。
毛穴にまつわる肌悩みを解消するには、適切な洗顔方法と保湿が欠かせません。意外とシンプルなケアで大丈夫なことを知って、驚いた人もいるのではないでしょうか。いままでクレンジングオイルで一生懸命にゴシゴシ洗いをしていた人は、今日から手早い、やさしい洗顔に切り替えてみましょう。毛穴の目立たないきれいな素肌は日々の適切なケアの積み重ねで手に入ります。