香水ではなくフレグランスオイルを選ぶメリットは、主に2つあります。まず1つ目のメリットは、フレグランスオイルは香りが柔らかいため香水が苦手な人でも受け入れやすいことがあげられます。香りが柔らかいということで、ビジネスシーンでも比較的違和感なく使えるのではないでしょうか。2つ目のメリットは、フレグランスオイルの製法や特徴とも関係しています。アルコールが入っていませんので、アルコールでかゆみや赤みが出てしまうなど肌が敏感な人でも使うことができます。
フレグランスオイルは、容器の口の部分に付いているボールを回転させながら塗ることのできるロールオンタイプのものが多く発売されています。ロールオンタイプは、手を汚さずに塗ることができる簡単さと持ち運びのしやすさが人気の秘密です。いつもバッグに入れて持ち歩いていると、気がついたときにフレグランスオイルを楽しむことができます。使うのはごく少量で問題ありません。製品により異なりますが、香りの持続時間は約6~8時間が一般的なようです。ひとつ持っておくと、毎日使っても半年ほどは長持ちします。
フレグランスオイルをつけるのは、一般的な香水と同じように体温が上がりやすい場所がおすすめです。少量を手首や首筋、耳の裏など太い血管が通っている部分に塗るとよいでしょう。そのほか、毛先につけたりネイルオイル代わりに使ったりしても利用シーンは広がります。皮膚に塗布する場合は、日光の当たらない場所につけるようにしましょう。
フレグランスオイルの香りはさまざまです。オフィスシーンではグレープフルーツなどの柑橘系のものなら、清潔感のある香りなので幅広い年代の人に好まれます。デートのときは、さりげなく引き立ててくれる主張しすぎないムスク系の香りがおすすめです。香水はあまり好きではないという日本人男性にも人気があります。
また友人や家族へのプレゼントとしても最適です。香りの好みがわからない場合には、見た目がかわいらしい容器に入ったもので、甘すぎないみずみずしい香りのものを選ぶとよいでしょう。