乾燥肌は化粧水でここまで防げる!化粧水の注意点と適切な使い方

肌のうるおいをキープし乾燥を防ぐために役立つスキンケアアイテムといえば、化粧水です。化粧水は、洗顔などでうるおいが失われた肌に水分を補うだけではありません。化粧水とその後に使用する美容液や乳液に含まれている美容成分の浸透も助け、肌を整えるようにも働いてくれます。
また、化粧水にもいろいろな種類があり、製品ごとに成分も異なるため使用感にも違いが出てきます。乾燥肌のうるおいを保つためには、自分の肌質や悩みに合った化粧水を選ぶこと、適切に化粧水を使用することが大切です。
ここでは、乾燥肌を見極めるポイントや乾燥肌をうるおわせるような化粧水の選び方、使い方のコツについて解説していきます。

そもそも乾燥肌とは?

保湿ケアをしていても肌がカサつく、乾いてつっぱった感じがするのは肌が乾燥している可能性が高いです。乾燥肌とは肌の水分だけでなく皮脂(油分)が減少し、うるおいが不足している状態のことです。特に空気が乾燥する季節は肌の水分が逃げやすく、乾燥も起こりやすくなります。

また、誤ったスキンケアや乱れた生活習慣、エアコンなどさまざまな原因が重なると一年を通じて肌の乾燥が起こり得ます。特に頬や目、口の周りといった部分は、もともとの皮脂分泌量が少ないため乾燥が目立ちやすいでしょう。


肌が乾燥していると肌のバリア機能低下にも注意が必要です。バリア機能は、角質層にある天然保湿因子などのうるおい成分が十分あることで機能を保つことができます。天然保湿因子が角質細胞同士の隙間をしっかりと埋めることで、角質細胞を外部刺激から保護するからです。バリア機能が正常に働くことで外部刺激の影響を受けにくくなり、肌内部や表面の水分をキープできるようになります。

また、健康な肌は汗などの水分と皮脂が混ざり合って形成された皮脂膜が、肌のうるおいを留めるのに働いています。ところが、乾燥によりバリア機能が低下したり、皮脂膜が減少したりすると肌の乾燥を招くのです。


乾燥肌の状態とは?

一口に乾燥肌といっても、肌質や乾燥度合いによって症状の出方にも違いがあります。乾燥肌の主な4つのタイプである、乾燥性敏感肌、脂性乾燥肌・混合肌、超乾燥肌、加齢性乾燥肌の症状の特徴や対策などについて紹介していきます。


・乾燥により敏感になっている状態

肌が乾燥すると肌のバリア機能が低下し、少しの刺激に対しても肌が敏感に反応するようになり、乾燥性敏感肌などと言われます。たとえば、化粧水などスキンケア製品をつけたときに肌がヒリヒリする、肌がつっぱった感じがする、毛先が触れるとチクチクするといった症状が出るのが特徴です。

さらには、刺激によるかゆみや炎症も出やすくなります。このタイプの乾燥肌は、誤ったお手入れや紫外線によるダメージ、気温の変化によるストレスが原因だと言われています。肌の水分が不足していますので保湿ケアを重点的に行うことと、刺激の少ないスキンケア製品を使用することが症状を和らげるポイントです。

・乾燥により脂っぽい状態(混合肌)

乾燥している部分と脂っぽい部分が混在している肌状態は混合肌と分類され、日本人に最も多い肌タイプだと言われています。一見肌がうるおっているようにみえますが、乾燥によって皮脂分泌が盛んになりテカリが起こっている、脂性乾燥肌・混合肌の可能性もあります。しかも、肌がベタついているため脂性肌向けのスキンケア製品を使ってしまい、肌の乾燥をますます進める危険性が高くなります。

また、皮脂の働きによって肌表面はうるおいながらも、肌内部が乾燥しているインナードライの状態にも傾きやすくなるでしょう。混合肌の場合、遺伝やホルモンバランスの乱れが主な原因です。ベタついた部分と乾燥した部分とでそれぞれに適したケアを行うこと、生活習慣改善やストレス対策が必要でしょう。


・乾燥により肌荒れをしている状態

乾燥により角質が剥がれてしまい、白っぽく粉をふいているのは重度の超乾燥肌です。洗顔後に強いつっぱり感がある、角質がポロポロ落ちてくるなどが主な特徴であり、季節によっては強い痛みが出ることもあります。ここまで乾燥が悪化すると、一日も早く適切な乾燥対策が必要になります。

まず、皮脂を取りすぎないようにクレンジングや洗顔も見直しましょう。また、超乾燥肌はバリア機能もかなり弱っており刺激に対して敏感です。スキンケア製品も低刺激で良質なものを選んで使いましょう。症状が改善されない、乾燥がひどいときは専門医に相談するのも手段のひとつです。


・年齢により乾燥している状態

加齢が原因で起こる肌の乾燥を加齢性乾燥肌と呼びます。乾燥がすすむと、バリア機能も低下するようになります。加齢とともに新陳代謝も低下し、発汗量と皮脂の分泌量も低下するからです。肌の乾燥はシミやシワといった加齢特有のトラブルを引き起こす原因にもなります。

アンチエイジングのためにも保湿ケアは非常に重要です。たとえば、クレンジングや洗顔の見直し、徹底した保湿ケア、良質なオイルを使うなどが主な対策になるでしょう。


乾燥から肌を守る化粧水の選び方

水分と油分が不足している乾燥肌には、化粧水による保湿ケアが欠かせません。化粧水と一口に言ってもたくさんの種類があり、製品ごとに配合成分や効果も異なります。乾燥肌にうるおいを与えてくれるように働いてくれる化粧水を選ぶことが、最初のステップです。そこで、乾燥肌の人に適した化粧水を選ぶポイントについて解説していきます。


・保湿成分が配合されているものを選ぶ

化粧水は大半が水で占められており、その他に肌を整える成分や美容成分、乳化剤などが含まれています。乾燥肌をうるおわせるためにも、保湿成分が含まれている化粧水を選ぶようにしましょう。

保湿成分の種類も豊富にあり、たとえば、アミノ酸やNMF、グリセリンは水分を取り込む働きに優れています。他にも、ヒアルロン酸やコラーゲンは水分を抱え込むだけでなく角質の内部も保湿してくれます。特に、真皮にもともとある成分であるヒアルロン酸は1gで6ℓの水分を保持できるほど高い保湿力を持っており、保湿効果をうたっているスキンケア製品に使われていることが多いです。

また、角質層にある天然保湿因子の一種であるセラミドやスフィンゴ脂質、レシチンなどは水分を抱えこみキープする働きがあると言われています。肌にうるおいを与えて、バリア機能を維持するのを助ける働きも期待できるでしょう。

他にも、スクワランやホホバオイル、ワセリンといった成分は、化粧水で補給した水分が蒸発しないように働いてくれます。化粧水を選ぶときは、使われている有効成分や効果をよくチェックしてから購入するようにしましょう。

・しっとりした使い心地のものを選ぶ

化粧水によってその使い心地はさまざまです。乾燥肌の人は、しっとりとした使い心地の化粧水を選ぶようにしましょう。

使って肌がしっとりとするような化粧水は保湿成分が多く、肌をうるおわせると期待できるからです。肌をしっかりと保湿することで、乾燥を和らげ、肌が乾燥しづらくなるように働いてくれるでしょう。逆に使い心地がさっぱりとしている化粧水は、あまり保湿効果が期待できません。肌を乾燥させるようなアルコールやエタノール、ニキビケア成分が含まれている化粧水はさっぱりとした使い心地のものが多いです。

化粧水のパッケージにも使い心地が書かれていることがありますので、配合成分と併せてチェックしてみましょう。可能であれば、テスターなどで使い心地を確かめてみるとより確実です。


・収れん化粧水・ミスト化粧水には気をつける

化粧水にもいろいろな種類があるのですが、乾燥肌に収れん化粧水やミスト化粧水は適していません。まず収れん化粧水とは、毛穴を引き締める収れん作用を持つ化粧水であり、一般的にアルコール分が多く、揮発により肌の乾燥をすすめてしまう可能性があります。収れん化粧水は、皮脂分泌量の多い思春期の女性や脂性肌の人に向いていると言えるでしょう。

また、ミスト化粧水も乾燥肌対策に効果的なアイテムのように感じられますが、逆に肌を乾燥させる原因になり得ます。日中、肌が乾燥したときに乾燥対策としてミスト化粧品を使うことが多いでしょう。

一般的にミスト化粧水には高い保湿力を持つ製品が少ないのです。そのうえ、角質層に浸透する前に化粧水が蒸発してしまうため、余計に乾燥しやすい状態を作り出します。特に、アルコール成分が配合されているとより水分が蒸発しやすくなるため注意が必要です。肌乾燥をすすめる原因になりますので気を付けましょう。


乾燥肌にならないためにやってはいけない!化粧水の注意点

保湿成分が含まれている化粧水を使っても、使い方次第で使用感にも大きな差が出てきてしまいます。化粧水の保湿力を得るためにも、いくつかの点に注意して使う必要があります。乾燥肌にならないための参考にしてみましょう。


・少ない量では乾燥を防げない

高価な化粧水を使用するときなど、つい量を控えてしまうことがあるでしょう。しかし、適量を使わないと十分な保湿効果が期待できなくなります。とはいえ、一度に大量の化粧水を付けても肌になじむ量には限りがあります。基本的な使用量は500円玉大ですが、たっぷりと化粧水を付けるときは少量ずつを重ね付けするのがポイントです。


・洗顔後時間をあけてはいけない

化粧水を使用するのはクレンジングや洗顔の後ですが、できるだけ時間をあけずに化粧水を使用しましょう。それは、肌の乾燥を防ぐためです。

洗顔時に肌の汚れだけでなくうるおい成分も一緒に洗い流されていますので、肌が急速に乾燥していきます。肌がぬれていて一見うるおっているように見えますが、急速に乾燥がすすんでいきます。肌が乾燥すると、角質が硬くなり化粧水がなじみにくくなりますので、早めに保湿するのがコツです。


・化粧水だけで終わらせてはいけない

化粧水でたっぷりと肌に水分を補給したら、手のひらでハンドプレスして化粧水をしっかりと肌になじませます。両手で肌を包んで、もっちりとした感触が得られたら肌がうるおっているサインです。肌にうるおいが行き届いたら美容液クリーム、乳液などで保湿し水分の蒸発を防ぎましょう。

化粧水は水分がメインですので、時間の経過とともに肌から蒸発していきます。そこで、油分を含む美容液やクリームで膜を作って肌にうるおいを閉じ込めるのです。


乾燥から肌を守るための化粧水の使い方

化粧水を付けるときは、手かコットンでなじませるのが一般的です。乾燥から肌を守るためにも化粧水の付け方についてコツを心得ておきましょう。ここでは、手で付ける場合とコットンで付ける場合のそれぞれのポイントについて解説していきます。


・手でのなじませ方

手には目に見えない雑菌が付着しており、それが肌のトラブルを引き起こす原因にもなります。そこで、ケアを始める前にハンドソープで手をきれいに洗っておきましょう。化粧水を一度にたっぷりと付けても肌になじみにくいので、少量ずつを数回に分けて付けるのがポイントです。

まず、適量(500円玉大)の半分から1/3の化粧水を手に取り、手のひら全体に広げて温めます。一度に適量を付けるよりも2〜3回に分けたほうが、肌へのなじみがよくなるからです。温めた化粧水を手のひらで顔全体に伸ばしますが、付ける順番は乾燥しやすい顎から頬にかけてのUゾーン、おでこから鼻にかけてのTゾーンから付けていきましょう。目元や小鼻の横といった細かい部分は指の腹を使って、丁寧になじませていきます。

さらに適量の半分から1/3の化粧水を手に取り、同じ要領で温めてから特に乾燥が気になる部分に重ね付けしていきましょう。指の腹を使って、優しく押すように付けていくのがコツです。


・コットンでのなじませ方

まず、コットンがヒタヒタになるくらいたっぷりと化粧水を染みこませましょう。コットンに付ける化粧水の量ですが、コットンの裏側がぬれるくらいが目安です。基本的に500円玉大が適量の目安ですが、コットンによって厚みが異なります。化粧水が足りないときは、さらに化粧水を追加してたっぷりと付けましょう。

コットンは人差し指と小指(もしくは薬指)で挟んで持ち、顔の中心から外側方向に押し当てるようにしながら付けていきます。目の周りや小鼻の横など細かい部分は、コットンを折り曲げてなじませるのがコツです。化粧水を肌全体になじませたら、再度化粧水をコットンに足して、コットンパックをするというやり方もあります。ただし、コットンパックは化粧水が蒸発するときに肌の水分も奪いますので、2〜3分程度にとどめましょう。


・化粧水をつける際のポイント

化粧水を顔全体になじませたら、仕上げに両手で顔全体を包んでハンドプレスしましょう。時間は10〜15秒ほどが目安です。手が滑って肌に密着しづらいときは、再度ハンドプレスを行います。ハンドプレスをすると、手の熱で毛穴が開き化粧水の浸透力を高めることで保湿効果アップも期待できるようになるでしょう。

ハンドプレスをしたら、最後に肌が十分うるおったかどうかを確認します。手で肌を触って手に肌が吸いつくような感覚が得られたら、肌がうるおっているサインです。もしも、うるおいが不足しているようであれば、再度化粧水を重ね付けしていきましょう。

乾燥肌に化粧水は手とコットンどちらでつけるべき?

化粧水を肌になじませるのは手かコットンが主なやり方ですが、乾燥肌に適しているのはどちらでしょうか。結論はどちらでも構いません。手とコットンを使用した場合の、それぞれのメリット、デメリットについて比較してみましょう。


・手でつけるメリット

化粧水を手で付けるメリットは、主に3つです。1つ目は摩擦による刺激が少なく、肌に優しいことです。2つ目は手の温度で化粧水と肌が温まることで浸透力がアップし、保湿力を高められます。3つ目が手で触れて直接肌状態を確認しながらケアできるため、適切なお手入れを行いやすいことです。


・手でつけるデメリット

一方でデメリットもあります。手には凹凸があるため塗りムラができやすいことです。そのため、保湿の十分に行き届かない部分が生じることがあります。また、手の温度で化粧水が蒸発しやすいことや手の雑菌が肌に付きやすいことなども、デメリットとして挙げられます。また、ふきとりや収れん化粧水を使う場合、コットンでの使用が適切であり手での使用は向いていません。

・コットンでつけるメリット

コットンを使用するメリットは主に3つあります。1つ目は肌の細かい部分まで化粧水をなじませられること、2つ目が化粧水の蒸発を防げること、3つ目が衛生的であることです。また、乾燥がひどい部分や顔全体にコットンパックとして使用できるのも利点だと言えます。


・コットンでつけるデメリット

主なデメリットは、コットンの線維が肌に刺激を与えて肌がダメージを受けるリスクがあることです。また、コットンの裏側がぬれるくらいにたっぷりと化粧水を付けますので、使用量が増えて化粧水のコスパが悪くなりがちです。


乾燥肌にならないようにするには適切な化粧水使いはマスト

乾燥肌の改善、予防のためにも化粧水で肌に十分なうるおいを与えるケアが大切です。化粧水によるケアはスキンケアでのベースです。ここでしっかりとうるおいを与えることで肌が乾燥しづらくなります。

また、化粧水にもさまざまな種類がありますので、乾燥肌に適した化粧水を選ぶことが大切です。保湿効果の高い化粧水を適切に使用することで、うるおいのある肌を目指しましょう。

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