クレンジングにはさまざまな種類がありますが、どのタイプがどんな汚れを落とすのに向いているのかご存知でしょうか。クレンジングには大きく分けて、オイル、リキッド、ジェル、クリーム、ミルク、アイメイクリムーバー、シートの7タイプがあります。それぞれにメリット・デメリットがありますが、毎日のメイク落としで使うことになるため、メイクの濃さと肌の状態や特徴の両方から考えて選ぶことが大切です。肌への優しさで選んだとしても、しっかりメイクが落とし切れていない場合、肌への負担が大きくなってしまうことがあります。メイクをしっかり落とせるクレンジングを選ぶことが大切です。
クレンジングは、ミルク、クリーム、リキッド、ジェル、オイルの順番でクレンジング力が強い傾向にあります。ミルクやクリームは肌への負担が少ないといわれていますが、クレンジング力が弱いためばっちりメイクだと残ってしまう可能性もあります。このとき、落ちないからと何度もクレンジングを行うのは避けましょう。何度もクレンジングを行うことでかえって肌をいためてしまいます。
その点、クレンジングオイルは濃いメイクでもしっかり落とせるのがポイントです。皮脂や排気ガスなどの汚れも油性なので、メイク以外の汚れもしっかり落とすことができます。また、クレンジングオイルとして売られている製品も、オイルの種類によって大きく4つに分けることができます。1つ目はミネラルオイルを原料とした炭化水素系クレンジングオイル、2つ目が高級脂肪酸と高級アルコールが合体してできたエステル系クレンジングオイル、3つ目が美容オイルを主原料にした油脂系クレンジングオイル、4つ目が100%天然オイルです。
このうち、炭化水素系クレンジングオイルとエステル系クレンジングオイルは、値段は安価ですが保湿力が非常に低く、肌に必要な油分まで奪ってしまう可能性があるため敏感肌の人にはおすすめできません。クレンジングオイルを選ぶときは油脂系クレンジングオイルか100%天然オイルを選ぶようにしましょう。100%天然由来のオイルは、クレンジングとして使用するだけでなくブースターオイルや保湿アイテムにも使うことができます。1本持っておくと幅広い用途に利用できて便利です。