ボディクリームとして発売されているものにもさまざまな種類があります。いろいろな種類のボディクリームがあるなか、どれを選んだら良いのかわからない人も多いのではないでしょうか。ボディクリームを使ってみたけれど使い心地がイマイチだったという経験がある人は、選び方が間違っていた可能性があります。ボディクリームを選ぶときは、自分の肌の質感と、保湿能力で選ぶことがポイントとなります。
まず、ボディクリームのなかでも最も軽い質感を持つのがボディミルクです。比較的サラリとした質感をしており、乳液のようなテクスチャーが特徴です。保湿したときに肌のべたつきが気になるという人は、ボディミルクを選ぶと良いでしょう。ただし、水分が多いため、クリームタイプに比べて保湿能力は低めです。乾燥が気になる部分には塗り直しをすることで保湿効果を高めることが可能です。
ボディクリームは、こっくりとした質感が特徴のクリームです。油分がたっぷり配合されているのが一般的で、乾燥して粉を吹いているような場合の保湿にも役立ちます。しっかり保湿したいという人に向いた製品です。クリームの濃度も各製品によって違いがあるため、必ず手に取ってテクスチャーの濃さを確かめ、少しずつ肌になじませるようにしましょう。一度に大量につけるとべたついてしまいます。
ボディバターは植物性油脂を原料としており、常温では固形であたためることで溶けるため「バター」と呼ばれています。クリームよりも油分の割合が多いのが一般的で、保湿効果は最も高いと言えるでしょう。ただし、べたつきを感じることも多いため、膝や肘、かかとなど、特に乾燥しやすい部分だけに使うのに向いています。様子を見ながら少しずつ使うようにし、一度に大量に使うのは控えましょう。
また、容器の種類もチューブタイプ、ボトルタイプ、ジャータイプなどがありますが、粘度の高いクリームはチューブタイプやジャータイプ、粘度の低いミルクタイプはボトルタイプに入っていることが多いようです。容器の形状によってテクスチャーが異なることがあるので注意しましょう。