ここでは一般的にスキンケアオイルとして使われる6つのオイルの種類と特徴をおさえておきましょう。
最初に紹介するのは、アルガンオイルです。アルガンの木はモロッコ原産で、高いアンチエイジング作用が期待できます。シワを予防してくれたり、ヘアケアにも適したオイルです。
ホホバオイルは皮脂に含まれるワックスエステルが主成分で、全ての人に向いているといわれるオイルです 保湿効果が高くシミやシワの予防ができるほか妊娠線の対策やスカルプケアにも向いています 。
ローズヒップオイルは肌のハリと弾力をアップしてくれるといわれているオイルです。しわ予防の予防をしてくれるだけでなく、傷跡などのダメージの補修、アンチエイジング、保湿、栄養補給などの嬉しい効果を期待できます。
カレンデュラオイルはマイルドで刺激が少ないのが特徴です。アンチエイジングや乾燥や傷跡などのダメージ、ダメージの補修など肌トラブルの対応に向いているとされています。
スイートアーモンドはマッサージに向いている、最も一般的なオイルのひとつです。保湿効果が高く日焼け後の鎮静や、アンチエイジングの効果を期待して使われることが多いオイルです。アボカドオイルは保湿、アンチエイジング、シワ予防などの効果が期待できるほか妊娠線の予防や肉割れの予防などのポイント保湿に向いています。
スキンケアでオイルを使う時にはいくつかの注意点があります。
1つ目は保管場所です。オイルは寒いと固まるものがあります。暖かい場所で保管するようにしましょう。
2つ目はパッチテストを行ってから使うようにすることです。肌が弱いと自覚している人だけでなく、これまで異常なくオイルを使えていたという人でも、体質の変化や新しいアイテムを使うときにはかぶれることもあるからです。
パッチテストは本来医療機関で行うものではありますが、自宅で簡単にできる方法もあります。自宅でパッチテストをするときには、入浴後の肌の清潔な時に行うようにしてください。オイルを二の腕の内側など目立たないところに10円玉ほどの大きさに塗り広げます。その後24時間ほど経ってから、再び様子を見ます。2日経って異常がなければ、その化粧品を使用しても大丈夫といわれています。
なお、パッチテスト中はテスト部分を水に濡らさないように気をつけましょう。皮膚にかゆみを感じたり赤みや炎症が現れたりした場合は、すぐに中止するようにしてください。
3つ目はメーカーが推奨する使用量を守って使うようにすることです。オイルが少ないと効果が十分に期待できないだけでなく、滑りが悪くなり摩擦がかかって肌に負担がかかってしまうこともあるからです。
4つ目はオイルを使う時間帯です。オイルのなかには、日中に使うとくすみやシミを作ってしまうタイプのものがあります。グレープシードオイルやローズウッドオイル、馬油、亜麻仁油などがこのようなタイプの油になります。酸化しやすい性質を持っているオイルは夜だけ使うようにしましょう。