適切なスキンケアは乾燥を防ぐのにとても有効です。顔が乾燥しないための予防策としても、乾燥してしまった場合の対策としてもきちんとスキンケアを行っていきましょう。
スキンケアの基本は、汚れを落とすステップとなるクレンジングと洗顔です。皮脂汚れやメイクはしっかりと洗い流し、肌をまっさらな状態に戻すことが大切です。洗うときや拭くときはゴシゴシとこすらないことがポイントです。こすってしまうと肌に負担をかけてしまい乾燥しやすくなってしまうので、やさしくなでるイメージで行いましょう。また、熱いお湯や冷たい水も肌には刺激となるため、ぬるま湯を使うことも大切です。
洗顔後や入浴後は、肌がとても乾燥しやすい状態となっています。そのため、なるべくすぐにスキンケアを開始していきましょう。
化粧水を使用して、まず水分を補います。乾燥が特に気になる場合には、アルガンオイルやシェイクオイルをブースターオイルとして使用し、化粧水を重ねづけしても効果的です。重ねづけする際は、化粧水が肌に浸透してから重ねていくようにしましょう。
次に、美容液やクリームを塗っていきます。美容液やクリームを塗ることで、化粧水で補った水分を肌に閉じ込めることができるのです。また、オイルを使うと保湿効果が高まるので乾燥の予防や対策としてはとても有効です。
外出時には紫外線対策も忘れてはいけません。日焼け止めを塗るなどして、紫外線による肌ダメージはできる限り軽減していくことが大切です。紫外線対策が叫ばれるのは主に夏場ですが、紫外線は1年中降り注いでいるため季節を問わず対策をしていくことがポイントです。
家で行う乾燥対策としては、加湿器がおすすめです。湿度は常に50%以上に保ち、空気が乾燥しないように努めましょう。また、こたつや電気毛布は肌が乾燥しやすいため、就寝時には使用しないことが大切です。
オフィスでの乾燥対策では、デスク周りに加湿器を置くという方法があります。加湿器が使えないケースでは、コップにお湯か水を入れておくだけでも有効です。濡れたタオルやハンカチを置くだけでも加湿効果を得られるので、少しでも乾燥を防ぐ工夫をしていきましょう。ミスト化粧水も有効ですが、この場合は油分が含まれたものを選ぶようにします。油分が含まれないミスト化粧水は、肌の乾燥を促進させてしまうので注意が必要です。
そして、屋外ではマスクをすることで乾燥対策が可能です。乾燥がひどい場合には、乳液やオイルなどを塗ってから化粧直しをすることも効果的です。乾燥対策は、場所を問わずなるべくこまめに行いましょう。