生活する環境によっては、肌が乾燥しやすいことも多くあります。肌の乾燥を防ぎつつ化粧崩れも防ぐためには3つのコツを覚えておきましょう。
1つ目のコツは、肌の乾燥を防ぐために大切なスキンケアアイテムの使用量を守ることです。スキンケアアイテムには、それぞれ使用料の目安が記載されています。これを守ることで、効能を発揮することができるのです。少なすぎては効果を期待することができず、多く使ってしまうと肌に馴染みにくくなります。特に、メイクする前は油分を含むクリームやオイルの使用量に注意すると良いでしょう。
化粧前のスキンケアはとても大切ですが、スキンケアのあとにすぐ化粧をするのは良くありません。スキンケアの成分が肌に浸透して馴染むまでには、ある程度の時間がかかります。これを待たずに化粧をしてしまうと、スキンケアアイテムが化粧の邪魔をしてしまうこともあるのです。そのため、スキンケア後は成分が肌に馴染むまで少し時間を置いてから化粧をすることが2つ目のコツとなります。
3つ目のコツは、化粧下地をのせることです。化粧下地は、化粧がのりやすいように肌の凹凸をならすためのものです。そのため、化粧崩れがしにくくなるというメリットがあります。また、化粧下地があることで肌の水分の蒸発を防ぐことができます。これによって、肌の乾燥を防ぎつつ化粧崩れを防ぐことができるのです。
どんなに化粧前に保湿ケアをしていても、化粧後に肌の乾燥が気になることもあるでしょう。そんな場合には、化粧の上から使えるミスト化粧水が効果的です。これならば、化粧を落とすことなく肌に水分を補給することができます。また、サッとスプレーするだけで使えるのが一般的なので手軽にケアできることもメリットです。肌が乾燥しやすい人や空気の乾燥した環境に長くいる場合には、ミスト化粧水を常に持っておくと安心と言えます。ミスト化粧水は、油分などの保湿成分が多いかどうかで選びましょう。水分だけで作られているミスト化粧水では、たしかに水分は補給されるもののすぐにまた乾燥してしまいます。乾燥すると肌の油分も少なくなってしまうため、水分が蒸発しやすい状況になってしまうというデメリットがあるのです。すると、逆に肌の乾燥を誘発しやすくなってしまうため注意が必要です。
ミスト化粧水は、顔から20~30cm話した距離から少しずつ位置をずらしてスプレーして使います。顔全体にミスト化粧水が行き渡ったら、ティッシュを顔にのせてミスト化粧水を軽くなじませつつ浮いた汚れを吸い取ります。このとき、強くおさえたりこすったりしないことが大切なポイントです。Tゾーンや鼻まわり、額などは余分な皮脂が多くなりやすいので、ここでしっかりと取っておきましょう。最後に、スポンジにパウダーファンデーションを薄くとって化粧が落ちた部分に重ねます。全体的にファンデーションがなじんだら、化粧直しの完成です。