メイク落としはいつがいい?タイミングを見直して乾燥対策

あなたはどのタイミングでメイク落としをしていますか。ある調査では、約半数の女性が入浴中にメイクを落としていることがわかりました。次に多い入浴前と合わせると、8割の女性が入浴のタイミングでメイク落としをしています。
しかし、みんなと同じタイミングでメイクを落とすことが美肌につながるとは限りません。この記事では乾燥肌の人に向けて、メイク落としやケアのタイミングについて解説していきます。

メイク落としの順番を間違えている?

入浴中にメイクを落とすという人の中には、浴室に入ってすぐのタイミングを選んでいる人も多いのではないでしょうか。先にメイクを落としてしまうと、スキンケアするまでに時間があるので、肌が無防備な状態が長くなります。その結果、乾燥肌を引き起こしてしまう可能性があります。


一方、肌の負担を考えて帰宅後すぐにクレンジングをするという人もいることでしょう。メイクの成分は皮脂と混ざり合うことで、過酸化脂質という物質に変化します。過酸化物質が長時間肌の上にとどまっていると、くすみや毛穴トラブルの原因になります。メイクが過酸化脂質に変化するのはメイクをしてから6〜7時間ほどといわれていますので、帰宅後すぐにメイクを落とすのは肌にとってよい習慣です。一方、メイクを落とした後に入浴するようなケースでは、洗顔の回数が増えることで肌への負担が増えてしまうこともあります。乾燥が気になる時期は、帰宅後すぐにお風呂に入って、入浴の最後にメイク落としをするのもよい方法でしょう。


タイミングを変えて乾燥を防ぐ

メイク落としのタイミングを考えるうえで知っておきたい、いくつかのポイントを解説します。1つは、メイク落としは毛穴が開いたときに行うのが有効だということです。入浴前や入浴してすぐのタイミングでは十分に毛穴が開いていないため、メイクが残りやすくなります。もう1つは、メイク落としや洗顔の後は顔から水分が蒸発しやすくなっているということです。スキンケアまでの時間をできるだけ短くすることが肌の乾燥対策には有効だといえるでしょう。


これらのことをふまえると、メイク落としのベストタイミングはお風呂から上がる直前です。湯船で体を温めると毛穴が開き、汗と一緒に汚れや余分な皮脂を排出することができます。肌がゆるんだ状態になっているので、毛穴の奥のほうにある汚れまで取り除くことができるのです。お風呂上がりのタイミングでメイク落としをすれば、すぐに保湿することもできます。スキンケアの中で最も重要なステップであるメイク落としと洗顔がしっかりできていると、その後の化粧水や美容液の成分を肌の奥まで届けることができるのです。ただし、この方法は手がぬれていても使えるクレンジングを使う必要があるため、万人向けの方法ではないかもしれません。水にぬれると使えないクレンジングは水が直接かからなくても蒸気にも反応してしまいます。メイクとなじませる前に乳化してしまうと、メイクが落ちなくなってしまうからです。お風呂上がりにクレンジングするときは、使っているクレンジングのタイプを確認しておきましょう。


メイク落とし後の放置が大問題

メイク落としのタイミングとして多いのは、入浴前、帰宅後すぐ、寝る前の3つです。肌にとってはお風呂がよいことがわかっていても、使っているクレンジングがぬれた手では使えない、これまでのライフスタイルを変えたくない、などタイミングを変えるのが難しい人も少なくないのではないでしょうか。そんな人は、それぞれのタイミングで想定されるメイクを落とし後の課題をクリアすれば問題ありません。


課題は、スキンケアまでに時間があると肌が無防備な状態になってしまうこと、何度も洗顔してしまうことでかかる肌への負担増です。それなら、保湿をしっかりすればよいのです。入浴してすぐメイクを落とす人は、浴室の中に化粧水を持ち込むのも手でしょうし、美容成分が多く含まれていて保湿効果の高いメイク落としを使うことも考えられます。帰宅後すぐにメイクを落とす人なら、メイクを落とした後は一通りのスキンケアをすませてしまいます。入浴中に顔を洗う場合は洗顔料を使わずに、サッとぬるま湯で流すだけにとどめるのもよいかもしれません。メイクを落とした後に何もつけないまま放置してしまうことが問題となっているので、きちんと対策をすれば必ずしもタイミングを変える必要はないといえます。


オイルやジェルなら素早く落とせる

クレンジングは短い時間で行うのが理想です。長すぎると角質まではがしてしまったり、摩擦でシミやシワの原因となってしまったりすることもあります。一方、十分にメイク汚れが落ちていない状態でスキンケアをしても肌トラブルが起きてしまうことも考えられます。一番素早くメイクを落とすことのできるメイク落としは、オイルクレンジングです。メイク汚れだけでなく古くなった角質もすっきり落とすことができるので、混合肌や普通肌の人に向いています。クレンジング時間は大体1分以内と考えておくとよいでしょう。


ジェルタイプのクレンジングは、しっかりメイクの人もナチュラルメイクの人も満足できるメイク落としです。オイルクレンジングと比べると肌への負担が少なく、ミルクタイプやクリームタイプのクレンジングよりもさっとメイク汚れとなじみます。ジェルタイプも1分程度で洗い流すのが理想です。


ミルクタイプのクレンジングは、乾燥肌や敏感肌の人でも使いやすいのがメリットです。ただし、その分メイク落としの即効性という点ではオイルやジェルには見劣りします。ミルクタイプは2分以内で洗い流すようにするとよいでしょう。マッサージ効果も得られるクレンジングは、クリームタイプのものです。4種類の中では最もメイクとなじみにくいクレンジングといえます。ただし、クリームタイプは保湿効果が高いため、ほかのクレンジングよりもメイク落としに時間がかかってもかまいません。2分半程度で洗い流すようにすると、メイクを落としつつマッサージ効果も期待できます。


無防備な時間をできるだけ短く

メイクは肌悩みを上手に隠してくれる反面、長時間ついていると肌トラブルの原因になることもあります。タイミングだけで考えれば帰宅後すぐにメイクを落とすのがベストですが、乾燥対策の面ではお風呂上がりがベストです。しかし実際には、ライフスタイルが人によって異なるようにクレンジングに適したタイミングも人それぞれです。肌が無防備な状態になる時間をできるだけ短くすることを考えつつ、自分にとって最適なメイク落としのタイミングをみつけましょう。

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