まずは、洗顔を終えて最初に肌につけるアイテムである化粧水の使い方を確認しておきましょう。健康的な肌とは水分と油分のバランスのとれた肌のことをいいます。みずみずしい肌には水分が欠かせません。水分を補給して肌をやわらかくしてくれるのが化粧水の役割です。最初に肌をうるおわせることでその後の美容液やクリーム・乳液などの成分が肌に浸透するのを助けてくれます。
化粧水の1回の使用量は500円玉硬貨ほどが目安です。コットンを使ってスキンケアするときは、コットンの裏側までしっかりとぬれるくらいを目安としましょう。手で化粧水をなじませるときは、片方の手の平からこぼれないくらいの量を2回使ってください。コットンを使う場合は、軽い力で滑らせるようにして化粧水をつけていきます。叩いたり、強くこすったりすると摩擦が起きて肌へのダメージとなってしまいます。小鼻や口元、まぶたなどの細かい部分もコットンならなじませやすいでしょう。
手で化粧水をつける場合は、両頬と額の広い部分からなじませていきます。両手の手のひらで顔の内側から外側に向かって伸ばすようにしながら、化粧水を伸ばしていきます。目の下のくぼみや小鼻の周り、口元なども忘れないように丁寧に押さえてください。最後は手のひらで顔全体を押さえるようにして化粧水を押し込みます。途中で手が乾いてしまったときは追加で化粧水を足すとよいでしょう。
顔のお手入れをするときに一緒にお手入れして欲しいのは首です。ケアされることが多い顔と比べると、首は忘れられがちな部位です。そのままにしていると、次第に顔と首との境目がわかるようになってしまいます。首のお手入れをするときは、下から上に向かってなで上げるようにして化粧水をなじませるのがおすすめです。
化粧水をつけ終えたら、肌がうるおったかどうかを確認してみましょう。触ったときに肌がやわらかく吸い付くような感じがあれば大丈夫です。水分量が適切な肌は化粧くずれが起こりにくいのが特徴です。夕方になってもそれほどギトギトが気になりません。化粧崩れが気になる人は、化粧水のステップが十分かどうかを見直してみるとよいかもしれません。