乾燥による肌の粉吹きには理由がある!季節別でみる防止方法

乾燥肌は肌のうるおいや水分が不足している状態です。一年を通して肌の乾燥を感じている人のなかには、粉を吹いてしまうほどのひどい乾燥に悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
ひどくなった乾燥肌を改善させるためには、早めの対策が必要です。そこで今回は、肌が乾燥する季節ごとの理由と、粉吹き防止のためのポイントを紹介します。

季節に関係なくありがち?乾燥による肌の粉吹き理由とは?

粉吹きは肌が極端に乾燥して、角質がはがれやすい状態になっていることが原因です。そのため、粉吹きを防ぐためには、肌のうるおいを維持することがポイントになります。肌にダメージを与えるものとして真っ先に対策を行いたいのが、紫外線によるダメージです。肌老化の約7割は紫外線による光老化といわれており、特に紫外線を浴びることの多い顔や手の甲は光老化によるしみやしわが目立つ箇所です。紫外線対策を怠ると肌が乾燥して粉吹き状態になりやすいためしっかり対策を行いましょう。

紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)があり、それぞれに特徴があります。紫外線A波は波長が長く、皮膚の深いところまで届いてコラーゲンやエラスチンを破壊し、しわやたるみの原因となります。一方、紫外線B波は表皮に炎症を起こし、細胞を傷つけます。A波は6~7月にかけて多くなり、B波は7月に最も多くなりますが、紫外線は一年を通して降り注いでいるため、年間を通しての紫外線対策が必要です。紫外線の少ない真冬でも日焼け止めを塗るなど、紫外線対策を心がけましょう。

また、直射日光だけでなく、直射光が大気中の分子に当たって反射した散乱光にも注意が必要です。反射光は反射面によって異なり、土や草地では直射光の10%ほどですが、砂浜では10~25%、新雪では80%にも及びます。反射光は帽子や日傘では防げないため、日焼け止めやマスク、サングラスなどを利用すると良いでしょう。


乾燥による肌の粉吹き理由と防止方法1:春編

春は花粉による肌への外的ストレスが高まる時期です。また、気温の変化が激しいことや、新しい年度がはじまり、環境が変わりやすい時期であることも、心身共にストレスを感じる原因となります。そのため、ホルモンバランスの乱れなどから肌のバランスも乱れやすい時期です。まずは栄養と休養をしっかりとって、体調を整えることが大切です。質の良い睡眠を心がけましょう。

肌に花粉やほこりが残った状態も、肌荒れの原因となります。家に帰ったらなるべく早く洗顔しておきましょう。熱いお湯は肌に負担をかけるため、洗顔後はぬるま湯で洗い流しましょう。洗顔後は時間をおかずに保湿ケアをしっかりしておくことも大切です。


乾燥による肌の粉吹き理由と防止方法2:夏編

夏は日焼けによる乾燥が気になる時期です。皮脂が多く分泌されるため、肌がうるおっていると勘違いしてスキンケアに手を抜いてしまう人もいますが、実は汗が出る分肌の水分量は少なくなっています。また、べたつくからと化粧水美容液を使ったあとにクリームなどを使わないことで、肌の水分が失われがちです。肌の水分不足を補うためにも、こまめな水分補給を心がけましょう。また、化粧水を使ったあとは乳液やさっぱり系のクリームを使ってフタをすることも大切です。一年で紫外線が最も多く降り注ぐ時期なので、日焼け止めや帽子、マスクをするなど、紫外線対策も忘れずに行いましょう。

乾燥による肌の粉吹き理由と防止方法3:秋編

秋は夏の疲れが肌に残る季節です。湿度の高い夏から徐々に空気が乾燥してきており、季節の変わり目による肌トラブルが発生しやすい時期とも言えるでしょう。夏のスキのまま過ごしていると、スキンケアが追い付いていないケースもあるため、肌の状態に合わせたスキンケアを行うことが大切です。秋は乾燥による粉吹き以外にも、肌荒れや吹き出物などのトラブルが多い時期です。ビタミンやミネラルなどをたっぷり摂って、夏の疲れをとるように心がけましょう。

秋は「収穫の秋」といわれるように、食べ物がおいしい時期でもあります。秋の味覚として人気のサバやサンマには鉄分やビタミンが豊富に含まれており、さつまいもにはビタミンCやE、食物繊維が豊富に含まれています。旬の味覚は体にも嬉しい栄養素を豊富に含んでいるため、肌の回復力を高めるためにも、積極的に摂るようにしましょう。

夏は皮脂の分泌量が増えるため、油分を控えめに配合したさっぱり系のスキンケア製品が人気ですが、秋は乾燥が進み皮脂の分泌量も減ってしまいます。そのため、夏と同じさっぱり系のスキンケアを使い続けていると油分不足になるおそれがあります。秋からは保湿系のスキンケア製品に移行しましょう。


乾燥による肌の粉吹き理由と防止方法4:冬編

冬は気温が低く、一年のうちで最も空気が乾燥する季節です。そのため、体内の水分量も低下して、慢性的な水分不足になっているおそれがあります。また、暖房器具として保湿機能のないエアコンを使用している場合、室内での乾燥も深刻です。肌に直接風が当たる場合はさらに乾燥が加速してしまうでしょう。

こうした冬場の乾燥を防ぐためには、湿度管理と水分補給がカギとなります。部屋にいるときは加湿器を使って湿度を上げておきましょう。室内で快適な湿度は約40~60%だといわれています。40%以下になると目や肌、のどに乾燥を感じるようになり、インフルエンザをはじめとする冬に流行するウイルスの活動も活発になるため注意が必要です。逆に60%を超えると今度はダニやカビが発生しやすい環境になり、健康的な湿度とは言えなくなってしまいます。湿度コントロールを徹底することが健康的に乾燥から肌を守るためのポイントとなりそうです。湿度を自分でコントロールすることは難しいため、調節機能のある加湿器や湿度計などでこまめにチェックしておきましょう。


水分補給をするときは、白湯がおすすめです。お茶やコーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があるため、かえって水分を失ってしまいます。一度に大量に摂取するよりも、こまめな水分補給を心がけましょう。スキンケアアイテムは保湿力を重視したものが向いており、水分だけでなく油分をしっかり補給することが大切です。乾燥肌対策としてクリームやオイルの重ねづけがおすすめです。油分の多いアイテムを使うときは、顔全体に均一に塗るのではなく、特に乾燥の気になる場所に重ねて付けるようにしましょう。


季節ごとに肌が乾燥する理由を知って粉吹き防止

肌の乾燥による粉吹きは、肌のうるおいをキープすることで防ぐことができます。体質だからと諦めないで、日頃のスキンケアや生活習慣を見直してみましょう。季節ごとに肌が乾燥する原因を知ることで、季節ごとに最適なスキンケアを行えるようになります。

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