BBクリームとファンデーション、CCクリームの違いがわからないという人も多いのではないでしょうか。きちんと使い分けるためにも、それぞれの違いを見ていきましょう。
BBクリームは1本で薄付きメイクが完成するアイテムのため、肌の状態が良ければベースメイクはBBクリームのみで仕上げることができます。時短アイテムとしてもカバー力のあるベースとしても優秀なアイテムです。
一方、CCクリームは「Color Controlカラーコントロール」の略となります。日焼け止め、肌色補正、スキンケアなどの役割がありますが、下地とコントロールカラーのみでファンデーションとしての機能を備えていません。BBクリームより薄付きでナチュラルな仕上がりとなり、肌の色をより美しく見せることができます。ただし、カバー力はないため、カバー力を必要とする人は注意が必要です。
ファンデーションは3つのアイテムのなかでも高いカバー力が魅力です。しかし、肌に付ける前には下地が必要となる場合が多いようです。リキッドファンデーションのなかにも美容成分を含んだものやオールインワンになっている製品が増え、BBクリームの区別を付けることは難しくなっています。メーカーによって含まれる美容成分の違いやカバー力の違いなどで使い分ける場合が多いようです。
基本的には1本でベースメイクがすべて完成するBBクリームに対して、CCクリームやファンデーションは、そのほかのアイテムも必要とすることが多いようです。これらのことから、時短メイクを目指すならBBクリームが優れていると言えるでしょう。
BBクリームの使い方はいたって簡単です。ブースターオイル、化粧水、美容液、クリームの順番で肌をしっかり整えてからBBクリームを顔全体に塗ります。美しくナチュラルに仕上げるコツは、フェイスラインに向かって薄くなるように付けることです。シワになりやすいところは薄く塗ったほうがシワは目立ちにくくなります。目の下のクマやニキビ跡などが気になる部分にはBBクリームを重ねづけしておきましょう。脂性肌や混合肌の人は、BBクリームだけの場合テカリが気になることもあります。そのようなときは、パウダーを上から軽くはたいておけば、テカリ防止に役立ちます。さらりとした質感の肌になり、メイク崩れも防げるためおすすめの方法です。
ベースメイクはしっかりカバーしようとするとついつい厚くなりがちです。BBクリームなら悩みを隠しつつナチュラルに仕上がるため、厚化粧が苦手な人にもぴったりのアイテムです。メイクの時短にもつながるため、忙しい女性の強い味方と言えるでしょう。また、美容液が配合されているため、乾燥肌などに悩む人にもおすすめできるアイテムです。保湿ケアをしっかりしながらメイクを楽しみたい人は取り入れてみてはいかがでしょうか。