ボディオイルを使うことで肌は水分を保持しやすくなりますが、ただ単に塗っていればいいというわけではありません。ボディオイルは、角質へしっかり浸透すればそれだけ高い保湿効果を発揮しやすくなります。しかし、角質への浸透がよくなければオイルは本来の力を発揮できなくなってしまため、適切な使用法を意識することが大切です。とはいっても、ボディオイルの使い方にはさまざまあるので、ここではまず基本の使い方について知っておきましょう。
まずは、ボディオイルを手のひらに適量取ります。適量はオイルそれぞれに決められているので、各製品の説明を確認しておきましょう。適量よりも少ないと、滑りが悪くなってしまい肌が摩擦によるダメージを受けてしまいます。逆に、適量よりも多いと肌がべたついてしまうため、適量を使うことが大切なポイントです。手のひらに取ったオイルは、両手を合わせた状態で少し温めてから使います。オイルは油性なので、冷えていると硬くなりやすくなってしまいます。そのため、体温で適度に温めると伸びがよくなるうえに、オイルが柔らかくなるので角質層に浸透しやすくなるのです。
オイルが十分温まったら、肌にやさしくなじませていきましょう。このとき、肌をこすらないように注意する必要があります。ここで肌への刺激が加わってしまうと、せっかくボディオイルを使っていても肌が乾燥しやすくなってしまうこともあるのです。そのため、手のひらや指の腹を使って、やさしくマッサージするようになじませていくようにしましょう。